英語のレベルをもう一段階上げたい人へ。
1分で理解できるように簡単かつ簡潔に説明しています。
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1.Nobody
まず初めに、Nobody、の説明をします。
Nobody、は不定代名詞(indefinite pronoun)と呼ばれる「代名詞」です。不定、つまりは特定の人物を指し示す単語ではありません。
Nobody、は no person, not anyone と同じ意味として書き換えることも可能です。文法的には、単数形として扱われますので、Nobody was there to open the door.(そこにはドアを開けてくれる人は誰もいなかった。) のように文中では使われます。
Nobody wants to sign up for cleanup duties.(清掃業務に申し込みたい人なんて誰もいない。)
2.No one
次に、No one、ですがこれも、Nobody、と同様に不定代名詞です。意味も Nobodyと同じと考えて問題ありません。
No oneと Nobodyの違いは、No oneの方がよりフォーマルな言い回しだということです。
ライティングで使う場合は、NobodayよりもNo oneを使ってみるとよりよいでしょう。
注意点としては、No oneのスペルを、「Noone」とつなげて書く人が多いということです。これはミススペルなので注意しましょう。イギリス英語ではNo-oneとハイフンを入れて書く場合もあるようです。
No one is ever too old to learn something new.(新しいことを学ぶ事に関して遅すぎることはない。)
3.None
最後の代名詞、Noneです。Noneの意味は、「not one」「not any」「no persons or things」、などです。副詞として使われる場合は、「not at all」「to no extent」などの意味になります。
多くの場合で none は単数形として扱われますが、none が主語として使われており、あるグループの一部をさしている場合は複数形(None are)もしくは単数形(None is)としてみなす場合もあるので要注意。
しかし、もし Noneが「not part of a whole」の意味で使われる場合は、かならず単数形にしましょう(None of it is mine.)。
- None of the other apples are as good as the Honeycrisp.
- None of the guests has any idea what to bring to the party.
4.まとめ
過去に作成した、「英語力の向上」シリーズをまとめました。
一段階上の英語を学びたい人は要チェックです!
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Reference
Nordquist, R. (2019, March 10). Nobody, No One, and None: What’s the Difference? Retrieved from https://www.thoughtco.com/nobody-none-and-no-one-1689448.