中学生で習う単語だけど、意外と使い分けが難しい動詞、say, tell, speak, talk、の違いをまとめました。
簡単に結論を言うと、
- 「Tell」だけ他動詞
- 後は、自動詞
1.say and tell
say: to express something with words.(言葉で何かを表現する事)
tell: to give information to a person.(人に情報を与える事)
この違いが、sayとtellを理解するのに一番大事なポイントです。
意味から分かるように、Tellを使う場合には動詞のすぐ後に「ひと」が続かないといけません。名前でも、代名詞でもなんでも人が来ることが重要です。
例文:
- “I said that I would meet him on Sunday.”
- “I told him that I would meet him on Sunday.”
2.speak and talk
次は speakとtalkの違いについて解説していきます。
結論は簡単です。speakとtalkに関してはどちらも同じような意味なので、どっちを使えばいいかは気にする必要はありません。そんな同じような単語でも僅か違いがあります。
- Speak: talkよりも少しだけフォーマルな言い回しで、より一般的なトピックを話すときに使います。
- Talk: talkを使う場合はたいてい、前置詞のaboutと一緒に使うことを覚えておきましょう。“Talk about something.”
“Can I speak with you?” この場合は、ある特定のトピックについて話すのではなく、より一般的な内容について話してもいいですか?というニュアンスになります。そして、フォーマルな言い回しなので、すこし大切な内容なのかなと?推測できます。
“Can I speak with you?”この場合は、speakに比べるとカジュアルさが出ます。特に重要な感じは出てこない。最後にaboutを付けることによって、具体的な内容と詳細を付け加えることも可能です。
SpeakもTalkも前置詞は「to」「with」「about」どれでも取ることが出来ます。
ひとつだけ覚えて欲しいことは、「言語・言葉」について話したいときはSpeakのみが使えます。(0)I speak Englsih.(私は英語をお話します。) (X)I talk English.とは言えないです。(Talkは使えない!)しかし、I talk in English.(私は英語で話します。) これであれば使えます。
基本的には同じ意味なので、どちらでも大丈夫な事を覚えておきましょう。
例文:
- “I spoke with my mother yesterday.”
- “I talked with my mother yesterday.”
3.まとめ
過去に作成した、「英語力の向上」シリーズをまとめました。
一段階上の英語を学びたい人は要チェックです!
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Reference
Emma, & Emma. (2018, November 2). Confusing English Verbs: SAY: TELL: TALK: SPEAK. Retrieved from https://www.mmmenglish.com/2017/04/09/confusing-english-verbs-say-tell-talk-speak/