英語の倒置(Inversion)は主に否定の語があるときにおこります。
否定の副詞が来るときに倒置が起こるそうです。否定の副詞とは?
こんな英語もありますよ:【英語力の向上】Nobody, No one, None, の違いとは?
目次
倒置っていつ起きるの?
そもそもなぜ倒置は起こるのでしょうか?
答えは大きく分けて2つです。
- そういう文法ルールだから。
- 意味を強調したいから。
このふたつ。1番はなぜもへったくれもありません。そういうルールだから起きるのです。ここは変に突き詰めずに、「そんなもんか」と納得してください。ルールはルールです。
分かりやすいのは2番目です。倒置にすることによって、意味を強調することが出来るのです。
では、どんな時に倒置は起きるのでしょうか?
倒置が起きるパターンを見てみましょう。
倒置のパターン:
- 疑問文
- 文頭に否定の副詞
- 文頭に場所の副詞表現
- ifを省略する時(仮定法)
- 祈願文
【仮定法】倒置と省略のパターンと見極め方を知りたい方へ!
などなどありますね。今回はそんな倒置が起きるパターンのひとつ、否定の副詞を集めて一覧にしたのでチェックしてくださいね!
否定の副詞(Negative adverbs)一覧
Barely | ほとんど…ない |
Hardly | ほとんど…でない |
Never | 一度も…しない |
Rarely | めったに…しない |
Scarcely | ほとんど…ない |
Seldom | めったに…(し)ない |
No longer | もはや…しないで |
No sooner | 端から |
In no way | 決して…ない |
Under no circumstances | どんな場合にも |
On no condition | どんな条件でも…ない |
Only after | ~して初めて |
Only if | その時以外を除く |
Only until | ~まで |
Only when | ~のときだけ |
No | ない |
Not | ~じゃない |
これらのフレーズが文頭に来た場合には倒置が起こります。
英語の長文を読んでいて文の構造が分かりにくい時には、倒置かどうか疑ってみると良いかもしれませんね。
まとめ
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