長文で出てくる仮定法の倒置と省略を見極めることが出来れば怖いものなし!
ある程度英語が分かるようになった人が最後につまずくのが倒置と省略です。
長文の中で、この倒置と省略が起きるともう訳せなくなっちゃいますよね。
今回はそんなやっかいな倒置と省略が起きやす仮定法に注目して、色々なパターンを見ていきたいと思います。
目次
仮定法の倒置と省略パターン
「If」が省略される倒置パターン
- If it were to ~ → Were it to ~(もし万が一~ならば)
- If it should ~ → Should it ~ (もし万が一~ならば)
- If it were not for ~ → Were it not for ~(もし~がなければ)
- If I had pp ~ → Had I pp ~ (もし私が~だったならば)
- If it had not been for ~ → Had it not been for ~ (もし~がなかったならば)
仮定法で使われる「if」が省略されると、疑問文の形で文章が構成されるようです。
「じゃー疑問文と仮定法の倒置は見極め不可能じゃないですか!」と思われるかもしれませんが、見極めは簡単です。
- 疑問文であれば文末に「?」があります。
- 仮定法の倒置であれば文末に「.」ピリオドがあるはずです。
仮定法の省略と倒置を気になる方はすでにある程度英語が読めるはずです。そこまで英語が出来ないと思うならば、こんな難しい事よりもまずは文法の基礎を固めましょう。
仮定法以外にも英語の長文では倒置が出てきます。
その他の倒置表現
倒置で代表的なのは否定語の倒置ですね。
これに関しては、【英語の倒置】否定を表す副詞一覧~語順がひっくり返るのを理解する~で解説しているのでご覧ください。
その他にも、「as」や「though」といった譲歩を表す時にも語順が変化します。訳し方は、「~だけれども」
- As hard as he tried, S V~(一生懸命挑戦したが、~だった)
などなど。
倒置や省略されるパターンを覚えておくと、長文で戸惑うことが少なくなります。逆に言うと、訳せない文章のほとんどが省略か倒置の文章であることがほとんどかもしれませんね。
まとめ
英語の語順をもっと詳しく知りたい方へ: