中学最初の方に頻度を表す副詞習いませんでしたか?
語順って覚えてますか?一般動詞の場合とか、be動詞の場合で副詞の位置って変わっていませんでしたか?
今回はそんなややこしい副詞の位置について、場面と副詞の種類ごとに解説していきます。
下記のルールさえ理解できれば、副詞の位置にもう迷いません。
ちなみに、形容詞の語順についても解説してあります。
目次
副詞の語順ルール
副詞を置く場所のルールには大きく分けて5つあります。
- 様態の副詞(adverbs of manner):well, quickly, softly
- 頻度の副詞(adverbs of frequency): always, usually, normally
- 時と場所の副詞(adverbs of time and place): today, tomorrow, here, there
- 程度の副詞(adverbs of degree): very, extremely, much, a little
- 批評の副詞(commenting adverbs): basically, clearly, eventually
上記の5つです。それでは、ひとつずつ詳しくルールを見ていきましょう。
1.様態の副詞(adverbs of manner)
well, quickly, softlyなどの、「どのように行われるか」を表す副詞が様態の副詞です。
それでは、様態の副詞のルールを見てみましょう。
- 通常は動詞の後に置く
- 受動態の時には、be動詞の後に置く
例文:
- I ran quickly.
- I was softly whispered.
2.頻度の副詞(adverbs of frequency)
always, usually, normallyなどの、「頻度」を表す副詞がその名の通り、頻度の副詞です。
それでは、頻度の副詞のルールを見てみましょう。
- 文頭に置く(強調できる)
- 一般動詞の場合は動詞の後に置く
- be動詞の場合は動詞の前に置く
例文:
- He always wakes up at 7.
- It is often cloudy.
3.時と場所の副詞(adverbs of time and place)
today, tomorrow, here, there、などはもう名前の通りです。2つまとめて解説していきます。
時と場所の副詞一覧はこちら
- 通常文末に置く
- 場所の副詞は時の副詞の前に置く
例文:
- I studied English today.
- I will study English here tomorrow.
4.程度の副詞(adverbs of degree)
very, extremely, much, a little、などの「どのぐらい」という程度を表すのが程度の副詞です。
- 動詞の後に置く(a lot, much)
- 形容詞の前に置く
例文:
- I worked out a lot.
- I am a little tired.
5.批評の副詞(commenting adverbs)
basically, clearly, eventually、などは話し手の意見を強調させる批評の副詞と呼ばれるものです。
- 通常は文頭に置く
例文:
- Clearly, I was right.
まとめ
副詞のルールを覚えたら、副詞を覚えて使ってみましょう~
色々なタイプのコロケーションを集めました!