中学生1年生の国語の文法を学ぶ事は、英語の理解への近道です。
主語と述語の関係、文節とは何か、修飾語・被修飾語の関係などは英語を理解するうえで基礎になる物です。英語が出来ない・苦手な人はまずはここを日本語でも理解できているかを確認しましょう。
国語力は全ての勉強に繋がるスキルです。まずは国語を基礎練習として、取り入れましょう。
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目次
1.文節(clause)とは?
中学1年生の国語の授業では当たり前のように、「文節」という言葉が出てきますが、そもそも文節とは何か理解していない人が多いのではないでしょうか。
結論からです。様々な説明があるので、分かりやすいもので納得してください。
- 文節とは、「文を意味がわかる範囲で区切ったものです」
- 文節とは、「息継ぎをしてよいところです」
- 文節とは、「ね、を付けて意味が通じるところです」
みなさんはどの説明で納得できましたか?
個人的には3番の説明がしっくりきました。
それでは、例文を見てみましょう。
- 私はきのう公園で友達とサッカーをした。
これを文節ごとに区切ってみます。
- 私は / きのう / 公園で / 友達と / サッカーを / した。
こうなります。3番の説明の「ね」を付けるとはどういうことでしょうか?
- 私はね、きのうね、公園でね、友達とね、サッカーをね、した。
このように語尾に「ね」を付けても意味が通じる句切れが文節になります。
日本語には文節以外にも言葉の単位が存在します。
2.言葉の単位(unit)
大きい方から、
- 文章(composition)
- 段落(paragraph)
- 文(sentence)
- 文節(clause/phrase)
- 単語(word)
そしてそれぞれは下記のように説明できます。
- 文章とは、「文章全体を表す」
- 段落とは、「文章をまとまった内容ごとに区切ったもの」
- 文とは、「句点(。)でまとまったもの」
- 文節は、「文をさらに意味が分かる範囲で区切ったもの」
- 単語とは、「文節をさらに区切った最も小さい単位」
この違いを理解して再び英語に立ち向かってみてください!
見えてくる景色が全く違うはずです!
3.まとめ
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