英語力をもう一歩の伸ばしたい人のための、厳選した5つの使役動詞の解説です。
causative verbs (使役動詞)とは英語で、人やモノ・事に「~させる」、という動作を表す動詞です。かならず第5文型SVOCになるのも特徴ですね。
使役動詞のように第5文型を取る例は:
- make
- allow
- let
- help
- have
- get
- enable
- keep
- hold
- force
- require
使役動詞の後に続く言葉は、「目的語」もしくは「動詞(原形・不定詞・分詞)」の語句が続きます。受動態の時には、原型不定詞(動詞の原形)の代わりに普通の不定詞を取るところもトリッキーですね。
1.使役動詞の基本
日本の中学や高校で習う使役動詞は、
- make
- let
- have
- get
の4つですね。
これらの違いを簡単に説明をして、下記に詳しくそれぞれの使いを解説します。
- make:~させる(むりやり)
- let:~させる(許可を出す)
- have:~してもらう、~される
- get:~やってもらう(説得して)
大まかに訳すとこのような違いがあります。それではそれぞれの使い方をみて見ましょう!
他にも「~させる」と訳す動詞があります。これを感情動詞と呼ぶのですが、気になる方は下記のリンクをクリック!
2.Make
もっとも一般的な使役動詞はmakeです。
makeの~させるはよく出てくる頻出単語ですが、使い方に注意!
通常の文では、Make + 目的語 + 動詞の原形ですが、受動態のMakeの場合は、be + made + to動詞(不定詞)を使います。
- “Make” + 人 + 動詞の原形
- be + made + to動詞(不定詞)
Force や Requireなどもmakeと同じ意味で使用できますが、一般的ではありません。ForceとRequireを使う場合は不定詞を置きましょう。
3.Allow vs Let
AllowとLet、両方とも意味するところは同じ、許可するや可能にするです。
しかし、後に続く動詞は異なります。
例えば、Allow、は多くの場合で後ろに目的語を取ります。動詞を持ってくる場合は不定詞を使いましょう。
- I allow my son to play video games.
反対に、Letの場合だと後にほぼかならず目的語を取り、動詞は原形を持ってきます。
- I let my son play video games.
4.Help
Help、には2種類の用法があります。
動詞の原形を取るパターンと不定詞を取るパターンです。どちらの形をとっても意味は一緒ですが、一般的なのは動詞の原形を取る文法のようです。
1.My mom helps me complete my homework
2.My mom helps me to complete my homework.
5.Have
Haveの使い方にも2種類あります。
- 動詞の原形(“Have” + 人 + 動詞の原形)
- 過去分詞(Have + 物 +過去分詞)
を取る2パターンです。目的語に人が来るときは動詞の原形、目的語に物が来るときは過去分詞形を使うようにしましょう。
- I’ll have my mom call your mom and ask if you can come over.
- I need to have my car washed.
6.Get
Getを使う場合は目的語+不定詞のパターンで書くことが出来ます。
- Get + 人 + infinitive(不定詞)
How can I get my sister to do my chores?
相手に何かを納得させたり、奨励するニュアンスで使うことが多いそうです。
7.まとめ
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