英語のノート術|記号・略語39項目と授業メモの実例

英語の授業をメモするときは、短く書くことと、後で意味を戻せることを両立させます。記号・略語39項目の一覧と、聞き取った内容を復習用のノートにする手順を紹介します。

このページで確認できること: 記号20項目・略語19項目を、意味と使い方つきで確認できます。授業中のメモ例、授業後の整理、略語の取り違えを防ぐ4問も掲載しています。

覚えた英単語は、無料テストで確認できます。
一覧を読むだけで終わらせず、英検・TOEIC・大学受験の語彙をその場で復習しましょう。
無料英単語テストを開く

授業の速さについていけないときは、すべてを一語ずつ写すのではなく、話題・要点・根拠・具体例を分けて記録します。略記は補助であり、略語を増やすだけで聞き取りや成績が改善すると決まっているわけではありません。

【英語短縮形一覧】基本の省略形からスラングレベルまで69選も参照できます。チャットの短縮形を、そのままレポートの正式な文章で使うかどうかは別に判断してください。

目次

短く書く前に、略語の意味を決める

peopleをpplのように短くする、語の一部を省く、よく使う語を記号にする、といった方法があります。略記を使い始めるときは、ノートの最初に「略記→元の語」の凡例を書き、同じ授業では同じ意味にそろえます。最初は覚えやすい少数から試してください。

and=a/、problem=proのような略記は、個人用の約束としては使えますが、一般にその意味だけを表す標準形ではありません。共有するノートではandを&と書く、problemをそのまま書くなど、相手にも読める形に戻します。pplも個人用メモ・くだけた場面の略記として扱います。

with=w/、without=w/o、within=w/nという略記もあります。withinはw/iとする資料もあるため、どちらかを自分の凡例に定義します。w/とw/oを取り違えると「ある/ない」が逆になるので、重要な条件は省略しすぎないようにします。

授業中に使う記号20項目

記号の使い方には、数学などで決まった意味を持つものと、自分のノートで決めるものがあります。疑問点には?、重要だと判断した箇所には!など、自分の注記と講師の発言を区別して書きます。スマートフォンでは表を左右に動かして使い方の欄まで確認できます。

番号記号・略記表す英語意味・使い方
1♂male男性・雄を示す記号。授業で扱う分類の意味に合わせる。
2♀female女性・雌を示す記号。英語の綴りはfemale。
3@at時刻・場所などの個人用メモ。メールアドレスの記号としても使う。
4&and〜と、そして。二つの語・項目をつなぐ略記。
5+plus足す、加える。数式と情報追加のメモを区別する。
6−minus引く、マイナス。表は数学用のマイナス記号を使用。
7=equals / is equal to等しい。単に関連があるだけの二つを等号で結ばない。
8≠is not equal to等しくない。否定の位置を読み落とさない。
9≈approximately equal toほぼ等しい、近似的に等しい。意味が似ているという一般的な比較とは区別。
10<less than〜より小さい。記号の開いている側に大きい値。
11>greater than〜より大きい。向きを逆にしない。
12↑increase増加・上昇を示す個人用メモ。何の値が増えたかを書く。
13↓decrease減少・下降を示す個人用メモ。対象と比較時点を残す。
14∴thereforeしたがって。前の根拠から導く結論を示す。
15→leads to / causes / next結果・原因から結果への向き・次の段階など、授業内で意味を定義する。関連があるだけで因果を補わない。
16xincorrect(個人用の印)誤り・不採用などの注記。変数xや掛け算と混同しないように凡例を置く。
17?uncertain / question不確か、後で質問する箇所など、自分の確認事項の印。
18✓yes / checked(個人用の印)肯定・確認済みなどの印。どちらに使うかを統一する。
19#number番号・数の略記として使う場合。ハッシュタグなどの用途とは文脈で区別。
20/per / division〜あたり、割り算など。km/hのような単位や式の前後から判断する。

英語の略語19項目:元の語と注意点

次の一覧には一般的な略語と、この表で意味を決めた個人用の略記が混在します。略語だけで意味が決まらないものは、授業名・話題・周囲の文から確認してください。

番号記号・略記表す英語意味・使い方
21a.m.ante meridiem午前。元はラテン語で、英語ではbefore noonに当たる。
22approx.approximately / approximateおよそ/近似の。approx. 20のように値と合わせて読む。
23asapas soon as possibleできるだけ早く。ASAPという大文字表記も使う。
24b/cbecause〜なので。理由を示すbecauseの略記。
25cult.culture(この表の約束)文化。個人用に定義する略記で、cultという別語と混同しない。
26def.definition(この表の約束)定義。このノートで何の略かを凡例に書く。
27dept.department部門・学科。授業名や組織の文脈と合わせて読む。
28devel.development(この表の約束)発展・開発。自分の授業内で一貫して使う略記。
29diff.different / difference異なる/違い。形容詞か名詞かを文脈で確認する。
30educ.education教育。ed.はedition・editorなどとも読めるので、意味を区別する。
31Eng.English(この表の約束)英語。分野によって別の語の略にもなるため、凡例で定義する。
32eqn.equation方程式、等式。式番号がある場合は合わせて残す。
33esp.especially特に。強調される語や例を一緒に書く。
34etc.et cetera / and so on〜など。後で必要になる具体例まで省略しない。
35e.g.exempli gratia / for example例えば。元の語はラテン語で、英語ではfor exampleに当たる。
36exp.experience(ここでの用法)経験。experiment・expenseなどの略にもなるため、分野を確認。
37expl.explanation(この表の約束)説明。exp.と見分けられるように書く。
38fr.from(この表の約束)〜から。このノートでの定義を明示し、万人に通じると決めない。
39govt.government政府。governmentの略語。

授業中のメモから復習へ:6つの例

短いメモでも条件と数値を残す

講義例:The class will meet at 9 a.m. The first activity takes approximately 20 minutes.
メモ例:class @ 9 a.m.; activity 1 ≈ 20 min

「授業は午前9時に始まり、最初の活動は約20分」。これは練習用の架空の説明。時刻と時間の長さを混同しない。minはこの例でminutesと定義する追加の略記。

理由と対比を残す

講義例:The group changed rooms because the first room was too small, but the start time stayed the same.
メモ例:room changed b/c too small; BUT start time = same

理由のbecauseと対比のbutを残す。「部屋が変わったから開始時刻も変わった」と誤って補わない。

聞き取れない箇所は確定事項にしない

メモ例:deadline Fri? [confirm]
確認後:deadline Thu, 5 p.m. [confirmed]

「締切は金曜日か?確認する」から、確認できた「木曜日午後5時」に直す架空例。推測の?を消すのは確認後。曜日はこの例でFri=Friday、Thu=Thursdayと定義する。

with / without

メモ例:task A w/ notes; task B w/o notes

「課題Aはノートあり、課題Bはノートなし」。許可・禁止、not、withoutなど、条件を変える語は読みやすく残す。

同じ略語の別の意味

exp. = experience(語学学習の経験)
exp. = experiment(実験についての授業)

どの意味かを最初に決め、必要なら元の語を省略せず書く。別の授業の凡例を自動的に持ち込まない。

復習用の問いに変える

メモ:room changed b/c too small
問い:Why did the group change rooms?
答え:Because the first room was too small.

メモを隠して、問いから自分の言葉で答えてみる。読めない略語や説明できない関係があれば、講義資料などで確かめる。

授業後に整理する3段階

1.短縮した語を読み戻し、聞き取れなかった箇所を資料や質問で確認します。日付・授業名・資料のページも補います。
2.要点ごとに問いやキーワードを余白へ書き、本文を見ずに説明します。
3.最後に内容を短く要約し、後日もう一度問いに答えます。

コーネル大学のノート法は、授業の記録に加えて問いを作る、ノートを隠して答える、内容を考え直す、復習するという手順を紹介しています。ここではその考え方を、英語の略記を読み戻す練習に取り入れています。

4問で確認:メモの意味を戻せるか

1.b/cが表す語はbecause / beforeのどちらですか。
2.≈は「完全に等しい」「ほぼ等しい」のどちらですか。
3.w/o notesは「ノートあり」「ノートなし」のどちらですか。
4.exp.は、どの授業でも必ずexperienceですか。

答え:1.because。2.ほぼ等しい。3.ノートなし。4.いいえ。experimentなどの別の意味もあるので、凡例と文脈を確認します。

確認に使った主な資料

出典:Cornell University Learning Strategies Center:ノートを問いと復習につなげる方法

出典:University of Melbourne:講義の聞き取りとノート

出典:Unicode:数学記号の名称

出典:Unicode:male sign・female sign

出典:Cambridge Dictionary:e.g.

出典:Merriam-Webster:dept

出典:Merriam-Webster:ed

出典:Merriam-Webster:exp

英語の表現と留学の関連記事

【やり直し英語】一般的な動詞の書き換え・言い換えを覚えたら英語は出来る!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次