ボスキャリって?どんな感じ?
私は2018年に、ボストンと東京のキャリアフォーラムに参加しました。
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ここで紹介するのは、2018年に参加したときの個人的な体験です。当時の参加企業とのやり取りと、現在の開催案内を分けて整理しました。専攻の価値や採用の可能性は、1回のイベントでの体験だけでは判断できません。
1.動物学専攻で参加して感じた、求人との接点の難しさ
私は米国の大学で動物学(zoology)を学びました。2018年のボスキャリでは理系として声をかけてもらったものの、動物学が専攻だと伝えた後に、相手の関心が薄れたように感じる場面がありました。私が接した企業では、ITや工学に関する技能との接点を求められる印象がありました。
ただし、これは当日の私の経験です。「動物学は就職に役立たない」「文系は不利だから専攻を変えるべき」と、すべての学生や求人に当てはめることはできません。参加企業の業種、応募職種、求められる技能、自分の準備の状況を分けて考える必要があります。
米国労働統計局の職業案内では、動物学者・野生生物学者の入門的な職には通常学士号、高度な職には修士号、独立した研究を行う職には通常博士号が求められると説明しています。これは米国の職業案内で、日本の求人やボスキャリ参加企業の採用条件を示す資料ではありません。関心のある職種の実際の募集要項を確認しましょう。
出典:米国労働統計局:Zoologists and Wildlife Biologists
2.事前応募で面接予定を作れたことは役立った
当時は9〜10月に数社との面接予定を作ってから参加し、初日には企業のディナーにも招かれました。早めに企業を調べて応募する準備は、私にとって役立ちました。ただ、招待や選考の進み方は企業ごとに異なり、ディナーへの参加が内定を意味するわけではありません。
現在の公式FAQも事前応募を勧めています。事前応募者だけと面接する企業や、当日のウォークイン枠が少ない企業があるためです。また、3日目までウォークインを受け付ける企業もあると案内されています。「1〜2日目で就活は終わり、3日目は観光」と一律に予定を組まない方がよいでしょう。
出典:CFN公式:ボストンキャリアフォーラムの回り方・事前応募
3.2026年の開催日と参加対象を確認
2026年9月12日に確認した公式FAQでは、開催日は2026年11月20日(金)〜22日(日)です。参加対象は、日英バイリンガルで学士以上の学位を持つ人、または取得予定の人。日本語・英語とも少なくとも初級以上とされています。
卒業が先でもインターンシップや企業研究を目的とする参加が案内されています。登録・参加は無料ですが、渡航・宿泊などは別に計画が必要です。条件に当てはまるか分からない場合は、申し込みや旅行の手配前に主催者へ確認してください。
4.専攻名だけでなく、経験を職種と結び付ける準備
以下は、当時の経験を踏まえた準備の例です。自分が実際に取り組んだことだけを書き、求人の条件との接点を探してみてください。
| 準備すること | 整理の例 |
|---|---|
| 応募する仕事を絞る | 職種名、仕事内容、必要な技能、勤務地、卒業時期の条件を確認する。 |
| 研究・授業での経験 | 調査、記録、データ整理、発表など、自分の担当と成果を説明する。 |
| 専攻以外の経験 | アルバイトや課外活動での役割、工夫、相手との協働を振り返る。 |
| 企業へ聞きたいこと | 入社後の業務、研修、求める技能について、募集要項で分からない点を質問する。 |
| 当日の予定 | 面接予約、受付、移動に必要な時間を整理し、変更時の連絡先を控える。 |
専攻変更や大学院進学を考える場合も、イベントでの印象だけで決めず、学びたい内容、目指す職種、履修や費用を大学の担当者と相談することを勧めます。
5.留学の目的と、卒業後にしたいことを振り返る
私は、このボスキャリでは希望する就職先を見つけられませんでした。その後、日本で新卒入社した会社を4か月で辞め、進路を考え直しました。これは私自身の経緯であり、留学生の就職が同じように進むという話ではありません。
動物学を学んだことを後悔していません。学んだ内容をどう使うかは、今後の選択でも変わります。就職だけを唯一の正解にせず、留学を決めた理由、続けたい学び、生活で大切にしたいことを言葉にして、次の選択を考えてみてください。