【英検4級】英語が苦手でも1カ月で合格する勉強法

英検4級は中学生の中級レベルです。文法の単元で言うと「不定詞」ぐらいまでの文法事項をしっていればある程度とけるような問題レベルになっています。

そんな中学1年生~2年生が受験するような英検4級を1カ月で合格できるテクニックを今回紹介していきます。

前提条件:

  1. 英語力のレベルは問いません。
  2. 最低限アルファベットが書ける事。

このぐらいの英語力の子ども達でもこれから紹介する方法で1カ月猛勉強すれば、英検4級取得できます。

目次

ステップ1:中学1年生の文法事項を全て終わらす。

英語の勉強に関して単語力は非常に大事です。しかし、目的が英検4級の取得であれば単語力はほぼいりません。単語のスペルも覚える必要はありません。

最初のステップで大事な事は英語の文章のパターンを覚えてしまう事です。英語の基本的なパターンは中学1年生で習う文法事項にほぼ含まれています。

塾の先生、学校の先生、親御さんと一緒に確認してほしいポイントを紹介します。

  1. Be動詞の種類、意味、訳し方
  2. Be動詞の疑問文、否定文の作り方
  3. 冠詞(a, an, the)の使い分けの仕方
  4. 一般動詞の使い方(be動詞との違いを徹底的に)
  5. 頻度を表す副詞の暗記(alway, usually, often, sometimes):特にbe動詞と一般動詞のパターンで置く場所を確認する。
  6. 代名詞(I, my, me, mine)を使い分けれるようにサポート
  7. 命令文の作り方(Be動詞と一般動詞のパターンを確認)
  8. 時間の前置詞(at, on, inの使い分け)
  9. 疑問詞(5W1Hの訳し方と使い分け)
  10. 現在進行形(日本語を見て進行形かどうかを見極められるように)
  11. 助動詞(助動詞の置く位置と助動詞の後は動詞の原形が来ることを徹底的に)
  12. 過去形(一般動詞のパターンを確認)

まずはここまでの12個の項目を中学1年生の範囲として一緒にサポートしてあげてください。英語が苦手な子たちは特に日本語が出来ていないことが多々あります。

日本語の文章を読んでもそれが「進行形」なのか「過去形」なのか、はたまた「疑問文」なのか「否定文」なのかの区別がついていないことがあります。まずはそこから一緒に確かめてあげてください。

大人からしたら見たら分かる事でも、子ども達は意外と分かっていません。大人の常識を捨てて子ども達の分からないをまずはひとつずつ一緒に解決してあげてください。

POINT:

  1. 英文は必ず紙に書きましょう。
  2. 英単語を覚えるよりも文章の形(パターン)を覚えるようにしてください。
  3. 書いた英文は必ず音読しましょう(ネイティブの発音が出来ればパーフェクトですが、そこまで気にせず英語を読むことをまずは習慣づけてください)

ここまでを最初の2週間でマスターするのを目標にして下さい。

ステップ2:中学2年生文法事項(there is/are、文型、接続詞)を終わらす。

中学1年生の文法事項がある程度終わればだんだん英文が読めてきます。ここからもう少し大事な事を確認していきます。

中学2年生の範囲をとても広くて全てをカバーすることは現実的ではありません。特に英検4級レベルであれば不定の名詞的用法まで分かっていれば十分です。

もっと雑に言ってしまうと、「there is/are」「文型」「接続詞」さえ最低限カバーできていると長文も大問2の並び替え問題も解けるようになります。

それでは塾の先生、学校の先生、親御さんと一緒に確認してほしいポイントを紹介します。

  1. Be動詞の過去形(一般動詞との違いも含めて)
  2. there is/are(訳し方)
  3. 未来形(willとbe going toの使い方)
  4. 文型(1番大事!):第1文型~第5文型まで形とパターンを教えて、全ての文章はこの文型に当てはまることを徹底させる。
  5. 接続詞(英検4級の長文で出てくる接続詞を全て教える。)
  6. 不定詞の名詞的用法(不定詞のtoの後は動詞の原形が来ること、want to や like toなどの基本的な不定詞の訳し方)

ここまで確認できれば文法事項のチェックは終了です。これ以上の難しい文法はやる必要はありません。

ここまでの範囲を1週間で出来ると嬉しいですね。

POINT:

  1. 文型からまず教えてあげると英文のパターンがすんなり入る。(第3文型と第4文型の書き換えなど)
  2. 英文は必ず書いて音読する(この音読でリスニング力が身に付く)
  3. 接続詞は長文を意識して教えてあげる事(and の後の主語が省略されているなど)

ステップ3:英検4級過去問を解きましょう。

ここまで出来たら後はひたすら過去問を解きましょう。英検の公式の過去問集が出ているのでそれを購入してひたらす解かせてください。

監修:暢彦, 山田, 編集:学研教育出版
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POINT:

  1. リスニングは解いたら必ず聞き直す。(音声を聞きながら一緒に音読もする)
  2. 大問1の英単語問題は半分出来てれば十分(ここが出来ないからと言って責めない事。)
  3. 並び替え問題は文型の考え方を使ってパズルのように解けるようにすること。
  4. 長文問題は問題ごとに答えの場所を決まっているので、英検特有のパターンを教えてあげる事。

これらのポイントを繰り返し教える事で英検4級の合格は手に入ります。

英語が苦手でもここまで一緒に確認してあげれば英検4級は受かります。子ども達の「出来ない事」「分からない事」を大人たちが一緒になって解決してあげてください。

まとめ

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