ややこしい。台風、ハリケーン、タイフーン、サイクロン、とかとか。
そもそも台風とタイフーン何てほぼ同じじゃん。
今回はそんなややこしい違いを英語を通して学んでいきます。
結論から言うと、できる場所によって呼ばれ方が変わるようです。
それでは詳しく見てましょう!
目次
1.台風
台風は日本でのみ使わる日本の分類です。
場所で考えると、東経180度より西の北西太平洋と南シナ海で出来たものです。この領域で出来た熱帯低気圧を台風と呼ぶようですね。
では、台風を英語で説明した時はどの英単語を使えばよいのでしょうか?
2.タイフーン(typhoon)
台風を英語で表現したいときは、typhoon(タイフーンを使いましょう)。
タイフーンとは赤道より上の北太平洋西部の領域に出来た熱帯低気圧の事です。
台風とタイフーンはすごく似ていますが、風速の定義が違うようです。
- タイフーン:最大風速33m/s
- 台風:最大風速17m/s
なぜこのような風速の定義があるのでしょうか?
その答えはハリケーンにあるようです。
3.ハリケーン(hurricane)
ハリケーンは英語でhurricaneと書きます。
ハリケーンの定義は、北大西洋、カリブ海、メキシコ湾、そして西経180度より東の北太平洋東部の範囲に出来た熱帯低気圧の事です。
そして、ハリケーンの風速の定義は:
- ハリケーン:最大風速が33m/s
- タイフーン:最大風速33m/s
- 台風:最大風速17m/s
タイフーンと同じなのです。日本の台風をハリケーンと呼ばないのは、風速の違いがあるからなんですね。
だから、台風を英語にするときはタイフーンにした方がアメリカの人たちにとってはイメージが伝わりやすいんですね!
4.サイクロン(cyclone)
ではサイクロンとは何でしょうか?
サイクロンは英語でcycloneです。英語ではcycleから来ているようですね。
サイクロンの定義はベンガル湾、北インド洋にある熱帯低気圧の事を指すようです。
5.まとめ
- 台風:東経180度より西の北西太平洋と南シナ海
- タイフーン:北太平洋西部
- ハリケーン:北大西洋、カリブ海、メキシコ湾、そして西経180度より東の北太平洋東部
- サイクロン:ベンガル湾、北インド洋
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