【不登校の解説】スタンフォードチルドレンズヘルスから学ぶ

今回はアメリカの主要な小児科ネットワークのひとつである、スタンフォードチルドレンズヘルスの内容を参考に不登校について考察してみました。

目次

1.不登校ってそもそも何?

今回のテーマであるスタンフォードチルドレンズヘルスによると、不登校とは小学生以上の年代の子ども達が示す「学校に行くことに対する拒否反応」のサインの事です。

この不登校の中にも種類とレベルがあります。

例えば、

  1. 「初めて」の登校日に対する拒否反応
  2. イジメや人間関係に対する「恐怖」からくる拒否反応
  3. 学校は好きだけど、親から離れる事に対する過度な「ストレス」からくる拒否反応

上記の様に同じ「不登校」でも原因は様々です。これ以外にも、不登校ひとりひとりにそれぞれの理由があるでしょう。

2.不登校の兆候って分かる?

不登校の兆候や症状は人それぞれなので、ここでは大まかに比較的頻繁なものを紹介します。

  • 腹痛、頭痛などのすぐに良くなる短期的な症状
  • 学校のある一定のイベントに対する恐怖心や不安
  • 生活の変化に対する不安
    • 新学期
    • 引っ越し後
    • 新しい家族
    • 身近な人の不幸
    • 離婚

などなど、様々な状況からくる不安などを話すようになったら、不登校のサインの可能性があります。

3.どう対応すればいいの?

不登校かな?って思ったらひとりで対応せずに家族、学校、そして本人でチームで対応するようにしましょう。

それが出来れば苦労しないよ?学校が協力してくれないのであれ、専門のカウンセラーや外部の先生に相談しましょう。

とにかく、家族の中で対処するのは非常に危険ですよ。家族のメンタルにも悪影響なので、なるべく問題は多くの大人たち共有して苦労を分散させましょう。

不登校全員に対して効果がある処方箋はありません。

それぞれが異なる対応を必要としていますが、その中でもまずしてほしい事を紹介します。

  • 学校や専門の先生との情報の共有
  • 外部のカウンセラーとの相談
  • 子ども達との会話と不安の共有
  • 段階的な登校(保健室登校など)

出典:Stanford Children’s Health

4.まとめ

いかかでしたか?

今回はアメリカからの不登校情報でした。今後も世界の不登校事情を発信していきますね!

海外の不登校について学べる記事をまとめました。

  1. 【元不登校より】アメリカの不登校事情調べてみた。
  2. 【不登校統計】イギリスの不登校事情を調べてみた
  3. 【学校に行かない選択肢】School refusal (不登校)私たちが出来ることは?
  4. 【不登校を学ぶ】アメリカ式対応と対策とは
  5. 【英語で学ぶADHD】海外の対応について解説
  6. 【逆境にある教育】子供への罰則、ご褒美、自己決定について考える

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