【不登校統計】イギリスの不登校事情を調べてみた

イギリス・UKでの不登校統計データを徹底分析してみました。

日本アメリカとどう違うのか興味深いですね。

目次

1.基本データ(2017~2018)

約800万人の学生が、初等教育、中等教育に在籍しています。

内訳:

  1. イギリス系白人(67%)
  2. アジア人(11%)
  3. 黒人(6%)
  4. 多文化系の白人(6%)
  5. その他(6.4%)
  • 全体の欠席率(公欠や不登校を含めて)は4.8%でした。
  • 11.2%の学生が授業の10%を欠席しています。
  • アイルランド系・ローマ系のグループの欠席と長期欠席率が一番高いです。
  • アフリカ系と中国系のグループの欠席と長期欠席率は一番低いです。

2.民族ごとの欠席率

出典:https://www.ethnicity-facts-figures.service.gov.uk/education-skills-and-training/absence-and-exclusions/absence-from-school/latest

表を見ての通り、Irish traveler の欠席率が一番高くなっています。これは民族的な習慣や考え方が起因しているものだと考えられます。

地域別欠席率はこちらのデータをご覧ください

  • データが取れた全ての地域の中でアジア系の子供たちの欠席率が一番高いのはCornwall(5.9%)でした。
  • 黒人系の場合はBath and North East Somerset (6.2%)
  • 中国系ではLondon (7.5%)で欠席率が最も高いです。
  • 白人系ではLeicester の6.3%が最も高い数字になっています。

3.長期欠席と学校区分

出典:https://www.ethnicity-facts-figures.service.gov.uk/education-skills-and-training/absence-and-exclusions/absence-from-school/latest

  • イギリスにおいても、小学校の欠席率よりも中等教育においての欠席率の方が高いようです。
  • 欠席率で見ると、初等教育、中等教育両方において、Mixed(日本でいうハーフ)の子供たちの率が一番高くなっていますね。

4.民族別長期欠席率(不登校率)

出典:https://www.ethnicity-facts-figures.service.gov.uk/education-skills-and-training/absence-and-exclusions/absence-from-school/latest

  • イギリス(この研究では)では授業の10%以上を欠席することを長期欠席ないしは不登校と定義しています。
  • 全体の11.2%が不登校です。
  • 中国系の3%が一番低い不登校率です。
  • Traveller of Irish Heritageうるーぷの65.2%が最も高い民族別不登校率です。

Reference:

Absence from school (2019): https://www.ethnicity-facts-figures.service.gov.uk/education-skills-and-training/absence-and-exclusions/absence-from-school/latest

5.まとめ

不登校から抜け出すためには「きっかけ」を大人が作ってあげる必要があります!私の場合は個人塾の先生との出会いがそれでした。

もっと色々な家庭教師を調べて見たい方はかてきょナビで一括で調べることが出来るので、問い合わせて見て下さいね!

外国から不登校について学べる記事をまとめました。

  1. 【元不登校より】アメリカの不登校事情調べてみた。
  2. 【学校に行かない選択肢】School refusal (不登校)私たちが出来ることは?
  3. 【不登校を学ぶ】アメリカ式対応と対策とは
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