【学校に行かない選択肢】School refusal (不登校)私たちが出来ることは?

不登校支援と教育
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オーストラリアの記事から不登校事情を考察してみました。

海外の記事を読むと不登校へのかかわり方や、意識の違いを垣間見ることが出来ます。
日本と世界ではどう違うのか?私の経験と今回参考にした記事を基に考察していきます。

不登校のみんなに大人が出来る事:【新型コロナと不登校】大人が子供たちの為に、今やるべきこと。

1.School Refusal (不登校)

長期休みなどの後に、学校に行きたくないと良くごねる子供がいますよね?
これは子供なら当たり前の行動です。英語では、School reluctance、学校に行くことが億劫になる現象です。

この現象がエスカレートしたものが不登校、School refusal、と呼ばれる心理的な病となるのです。

約1-2%の子供たちが不登校を経験すると言われています。学校に行くことに対して、ストレスを感じやすく、長期休みをすることに対しても罪悪感やストレスを感じやすくなる状態です。

ずる休み(truancy)と違って、不登校の子供たちは、学校に行かないこと以外に関しては”問題行動”はありません。(不登校自体を問題行動だとも思いませんが。)

truancyの子供たちは非行に走る比率が高かったり、刑事事件に巻き込まれる確率が高くなります。しかし、School refusal の子供たちは家にいる傾向が高く、親が子供の行方が分からなくなることもありません。

不登校の発端はほとんどのケースが、長期休み(病気や祝日など)が原因となります。私自身不登校の原因は風邪からの長期休みでした。長期で休んでしまうと、次の日から学校に行きづらくなるのです。休み明けに登校した時に、友達から「なんで休んだの?」とか「もう具合大丈夫なの?」とかに答えるのが嫌でした。ほっといて、いつも通りに接してほしいのです。

もしくは、小学校から中学校に上がるタイミングや、転校といった大きな変化がある場合に不登校は起きやすくなります。

不登校の原因や要素というものは、特定のひとつの要素では解説できません。様々な要素や原因がおり重なって不登校につながります。

例えば、(For example)

  • 失敗や恐怖経験
  • 親の過度の期待や過保護
  • いじめや病気
  • 社会的プレッシャーや世間の目

2.私たちが出来ることは?

School refusal (不登校)への効果的な対処法としては、Cognitive Behavioural Therapy (CBT) 、認知行動療法、です。

認知行動療法とは、”従来の行動に焦点をあてた行動療法から、アルバート・エリスの論理療法や、アーロン・ベックの認知療法の登場によって、思考など認知に焦点をあてることで発展してきた心理療法の技法の総称である。” According to WikiPedia, https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E8%A1%8C%E5%8B%95%E7%99%82%E6%B3%95

CBTでは、リラックスをもたらし、負の感情に対処をし、子供たちの恐怖の源に対して処置を行います。

不登校に対する治療や対処法は子供達だけではありません。親や家庭に対してもプログラムがあるのが海外では普通です。

Parent therapy (親のセラピー)では、不登校に対する家庭ごとに適切な対応をディスカッションしたり学校とのかかわり方についても、専門家や同じ状況下にある各家庭を話し合いをします。

これらのセラピーを通して、学校に登校するにあたって生じる苦痛や不快感や不安を減少させます。しかし、学校に対する不安はすぐに消え去るものではありません。登校できたとしても子供たちは少なからず不安を感じているので、継続的なセラピーやサポートが必要になるでしょう。

3.もし身近な子供が学校に行きたくないと言い出したら、私たちはまず何をするべきでしょうか?

1.抱え込まず相談をしましょう!

未だに世間体を気にして、不登校であることを隠したがる家庭が日本では多いと思います。ナンセンスです。不登校=恥ずかしい。そんなことを思っている家庭では、子供ますます自分はダメな人間だと勘違いをしてしまい、二度と立ち直れません。

誰かに相談することで、しっかり対応をして、不登校でも大丈夫!ということを子供に伝えてあげるようにしましょう。

学業的に不登校は不利に働きます。学校に行かないと勉強できない人は、早期ドロップアウトの割合が多くなり、勉学の面では大きなハンデとなります。

私の見解では、不登校はウェルカムです!学校に行く必要はありません。しかし、勉強だけはしとくべきです。勉強=5教科ではありません。ゲーム、スポーツ、語学、ピアノ、PC、なんでもいいのです。とにかく、学ぶ事を止めた時点で不登校はただの引きこもりと一緒になってしまいます。

しっかり学ぶ事への意識だけは失わせないように、早めの対応をとサポート心がけましょう。

2.何が問題かを見極めよう!

学校に行くことに関して今何が一番問題なのかを、聞いてみましょう。何が怖くて登校できないのか、その問題に対して今私たちが出来ることは何かを考える機会を持ちましょう。

でも問題があります。不登校の多くの子は何を聞いてもはっきりとした答えは返ってこないでしょう。そんな子供たちに聞く方法を3点紹介します。

  1. 観察:何か不安そうだったり、慌ててる朝は、よく学校に行きたくないっていうよね。と伝えてみる。
  2. 確認:私たちがみんな不安で心配している事があなたを不安にするかな? と確認してみる。
  3. 言い換え:学校に行くことはとても大切だよ。→ 何か私たちにしてほしいことある? と言い換えてみる。

このような言い回しを使ってみて、子供たちの気持ちや考えを引き出してみましょう。

 

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