【新型コロナと不登校】大人が子供たちの為に、今やるべきこと。

このコロナの自粛の影響で多くの子供たちに教育格差が出てきています。

オンライン授業で教育格差をなくそうとしていますが、音質の良いマイク、ラグが無いネット環境、画質の良い画面、これらの環境が整わない家庭では中々質の高い教育を受けることが出来ません。

家で一人で勉強するためには、とてつもない集中力と意志力が必要です。

今の日本ではこのままオンライン授業が続くとは思えません。自粛が終わりに近づくと、子供達はまた学校に通い始めるでしょう。

すでに、北欧の国では我が子をもう一度学校に通わせる事を拒否する親が出てきています。

今後日本の教育はコロナでどう変わっていくのか、不登校+家庭での教育をどうしていくべきか考えてみました。

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目次

1.新型コロナと今後の不登校

COVID-19(新型コロナ)の影響により現代人の生活様式が各国々で変わってきています。この変化に各家庭は対応、そして順応していく必要があります。

学校、公共機関、お店、多くの人々が集まる場所が閉まっていますね。そして、多くの家庭で親御さんや家庭のお世話をしないといけない人たちが、子供達や年寄りの世話を新しい生活様式の中ですることを迫られていますね。

親には子供達を家に「籠る」ように伝え、勉強に遅れないように伝え、ストレスが溜まらないように安心感を与える事が強いられています。

これらの事は全くもって簡単な事ではありません。まずはみんながこのことを共通で認識する必要があります。

簡単ではないからこそ、協力するのです。そして簡単ではないとしても、「やるべきこと」が分かっていれば少しずつでも前に進んでいけますよね。

子供たちにとってこの状況を乗り切るためには「親の背中」が非常に重要です。親がどのように対処しているのかを見て、子供は自分の行動を正していきます。

子供達の不安を聞き、感染症の正し対処法と正しい怖がり方を教えてあげる必要があります。そうすることで、子供達の不安を和らげストレスレベルをコントロールできるようになります。

この機会をポジティブに考えると、親が子供に「問題解決能力」、「柔軟性」、「思いやり」を教える良い機会になりますね。

そんな中で今まで不登校だった子たちにとっては、家にいるのは苦ではないでしょう。私も不登校の経験者なので、家に籠っているのは苦ではありませんでした。

だとすれば、今の状況は不登校の子供たちにとってはアドバンテージになるかもしれませんね。この機会にオンラインでの授業を経験し、今後学校に戻らなくてもいい様に今のうちに、家で勉強する習慣を付けてしまいましょう。

今後学校に戻る必要はなくなりますよ。そして学校が無くても勉強が出来る事に多くの子供達が気づき始めます。あの有名なニュートンでさえ、ペストで大学が休校になった時間を使って色々な発見をしましたね。

今のこの学校に行かなくてもよい「暇な時間」は子供達の好奇心と新しい発見をする貴重な時間になるでしょう。

チャンスですよ!

今までの習慣を変えるか、それとも「キヲツケ」や「マエナラエ」という旧時代の体制に戻るかは、今どう生活するかにかかってますよ!

2.安心感を

落ち着いて、聞いて、安心感を与えましょう。

  1. 見本になろう。(大人をみて子供は学びます)
  2. 新型コロナの話題は慎重にね。(話しようによっては子供の不安感を助長し、安心感をあげる事が出来ます。家族がみんな元気で、楽しくしている姿が一番の精神安定剤です。)
  3. 習慣を作る。(毎日のスケジュールやルーティンを作りましょう)
  4. 人との交流を欠かさないで。(友達を作れ!とは言いません。少なくとも、家族やペットとの関わりは保ちましょう)

3.誠実に説明を。

今の現状、そしてこれからの状況を誠実に+正確に伝えていきましょう。

  1. 間違ってる情報は正しましょう。(子供達は想像力豊かで、思わぬところから新しい情報を手に入れてきます。そんな時は親が常に新しい情報を仕入れて、子供と共有していきましょう。)
  2. 簡単なコロナ対策を手順を踏んで教えましょう。(どのようにコロナが広がり、どんな危険があるのかを分かりやすく伝えましょう。)

4.メンタルコントロール

寝不足や集中力不足に子供達の不安は現れてきます。そしてこの不安感は大抵の場合、親や家族のサポートによって乗り越えることが出来ます。

しかし、一定の子供達はこのメンタルヘルスを自身でコントロー出来ずに、自傷行為や鬱などを発症します。このような症状が出てくる場合は、家族のサポートだけは不十分です。専門家の力を借りましょう。

危険な症状

  1. 親指おしゃぶり、夜泣き、親から離れない、睡眠不足、食欲不足、暗いの怖い、などなど。このような症状がある場合は少し気を使ってあげてください。(小学生未満の場合です)
  2. イライラ、攻撃的、だっこ、悪夢、不登校、集中力散漫、などなど。(小学生の場合です)
  3. 睡眠・食欲障害、イライラ・ムカムカ、反抗的、身体的障害、横暴な態度、そして集中力不足、などなど(思春期の場合です)

このような態度・症状がみられる場合はサポートが必要としている、子供達からの無意志のサインです。よりそって、今後の対応を話し合ってみてください。

Referenec:

Helping Children Cope With Changes Resulting From COVID-19. (n.d.). Retrieved May 09, 2020, from https://www.nasponline.org/resources-and-publications/resources-and-podcasts/school-climate-safety-and-crisis/health-crisis-resources/helping-children-cope-with-changes-resulting-from-covid-19

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