アメリカ式対応と対策とは【不登校を学ぶ】

世間の常識として、子供は学校に行って授業に参加をしなくてはいけないという常識があります。

今日はアメリカでの不登校に対する考え方と状況について、考察していきます。

今現在不登校の子供が周りにいる方にはぜひ、読んで自分が持っていた常識とどう違うかを今一度考える機会にして下さい。

アメリカでは、毎年7500万人ほどの子供たちが不登校や休みがちになっています。

慢性的な不登校の子供たちは、退学や中退の可能性がより高くなります。アメリカでは、高校生の慢性的な不登校が問題になっていますが、全学年で不登校の数は増加の一途を辿っています。

小学生ごろの不登校では、社会勉強と感情表現の習得が遅くなるというデメリットも見受けられています。小学3年生ごろの勉強や人間関係の構築能力は、後の将来においての成功に大きく起因すると言われています。

不登校が続くと、高い確率で必然的に学力が落ち、社会からのドロップアウトになります。

アメリカの教育相によると、日本と同じで、アメリカの不登校の原因も人それぞれです。原因一つ一つに対応できる環境もまだ出来ていません。

原因の対応が追い付いていないので、不登校支援が加速しないのです。

もっとアメリカの不登校について教えて:【元不登校より】アメリカの不登校事情調べてみた。

目次

1. アメリカ流:不登校の対応策

ここからは、不登校の子供たちをどう学校に戻すかの、対策になります。

筆者自身は学校に行かなくても良いとは思いますが、学校に参加した方がメリットが多いことも事実です。そこも踏まえて、お読みください。

1. 目的と理由

まず重要なのが、目的と理由を明確にすることです。

  • なぜ学校に行かなければいけないのか?
  • 学校にいって何をするのか?
  • 学校ではどんな経験が出来るのか?

例えば、これらの事を子供が納得するまで伝える必要があります。
私自身、不登校の際は勉強する意味と目的と意味がわからなくなってしまったのが不登校の一因でした。

2. モニタリング

モニタリングと聞くと、「監視」のイメージかもしれませんが、ここでは「子供の日々の活動を把握する」と考えましょう。

慢性的な不登校になる前に、どのような学校生活をしていたのか、友達関係や、何を楽しんで、何を嫌がったのか。。。

これらの事を直接聞けるのであれば、それに越したことはないのですが、多くの場合は逆効果になります。したがって、学校の先生や同級生の親などから状況を聞くことが大事になります。

3. 第2のおうち

学校は生徒にとっては、第2のおうちです。

大人も子供も家では無防備ですよね?
人の目を気にせずにだらだらできますし、本音を言い合ってストレスをためないようにできる場所だと思います。(そう願います。)

したがって、第2の家である学校もそのような雰囲気であるべきなのです。自分の安全が保障されて、ストレスをため込まないように、人間関係を円滑に進めることが出来るべき場所であるべきです。

そういった仕組みづくりや、社会、地域としての取り組みが必要になってきます。

4. モチベーション

最後は、モチベーションです。

いかにこの、モチベーションをあげてもらうかが肝になります。

私の場合は、学年が変わるタイミングで、新しいクラスメートにわくわくしたので、学校に行くことを決意しました。

このモチベーションは何でもいいのです。献立が好きな日、好きな人がいる、先生が好き、仲の良い友達がいる、体育がある、好きな授業がある、etc…

何でもいいのです。とにかく自分が学校に行きたいと思えるように、モチベーションを上げてあげるのが、周りの役目です。

無理やり学校に行かせようとするのは逆効果です。
不登校の子供自身が自分で決断をして、モチベーション高く動かく事が今後の将来において有益な事となるでしょう。

2. まとめ

個別指導をさがしているのなら、私が主催している「不登校支援オンライン補習塾」でマンツーマンの指導を行っています。他にも色々見比べたい方はかてきょナビで家庭教師の情報を一括で調べることが出来るのでぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目的と理由
  • モニタリング
  • 第2のおうち
  • モチベーション

いかがでしたでしょうか?

不登校の対策、そして対応は簡単にできるものではありません。
まずは早期の対応が必須ですが、手遅れの場合は、今後いかに自分の好きなことを見つけてもらい、モチベーションを高くもってもらうかがカギになります。

私自身も、不登校支援や不登校の為のオンランイン補習塾も行っています。お気軽にご相談ください!

不登校に関する解説記事をまとめました!

  1. 【不登校】ハーバードが教える、子供が学校に行きたくないと思う時
  2. 【BBCニュースより】なぜ日本ではこんなにも多くの不登校がいるのか?
  3. 【登校拒否・不登校の歴史】不登校は病気?子供がいけないの?
  4. 【原因と統計データ】不登校になりやすい年代が判明!
  5. 【統計データ】小6から中1で、不登校数は17000人増えます

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