不登校の原因ってなんでしょう?
- いじめ
- 人間関係
- 勉強
などなど、いろいろ思いつくかもしれません。
ですがこれ以外のマイナーな理由でも不登校になります。
現に私がそうでした。今回はそんなマイナーな不登校児の心情を紐解きます。
不登校の心情を知りたい方は必読です!
もっと不登校の気持ちを知りたい人へ:感情を出すのがめんどくさい!【不登校のめんどくさい病】
1.ほっといてほしい。
まずは私の不登校事情を。私は中学1年の6月から、中学2年の春まで学校に行く事ができませんでした。原因は、いじめでも友達関係でもなく大げさに言うと、人生に面倒くさくなったんだと思います。
中学生なのに、って思われるかもしれませんが急に疲れちゃったのです。
不登校中は学校の友達に会うのが嫌だったので、ほとんど外に出たくなかったです。クラスの友達がプリントを持ってきてくれたりするのもありがた迷惑でした。色紙とかもありがた迷惑でした。
とにかくほっといてくれ、と言う感じでした。
不登校時代に主に私が思っていた事:
- 話しかけられるのがうざい。
- 話すのがめんどくさい。
- 外に出るのがめんどくさい。
- 一人でいたい。
- 友達に会いたくない。
- 家に誰も来ないで欲しい。
- などなど。
こんなことを思っていました。
自分自身でも、いつかは学校に行かなくてはと思っていたのですが、なかなか勇気とタイミングがなかったんだと思います。
2.復活も気まぐれ。
転機になったのはやっぱりクラス替えですね。
クラスの名簿を見た時に、作為的?に私と仲がよかった子達と同じクラスになっていたんです。
あまりにも仲の良かった子達が同じクラスに集中していたので、すぐに誰かがわざとそうしたのだと気づきました。
内心は大人たちの罠にはまるようで悔しかったんですが(生意気だったので、大人の思い通りに動くことが嫌でした)、ここしかないと思って学校に行き始めました。
学校に行き始めて、いちばん恐れてた事は「久しぶり」とか「大丈夫?」とか、気を使われる事でした。
例えば、2~3日学校を休んだ時も「大丈夫だった?」とか「具合どう?」とか言われるのも苦手です。
普通に接してほしいのです。
つまりは、「ほっといてほしい」のです。
何事もなかったように、いつも通りの日常を周りの人には過ごしてほしいかった記憶があります。
3.勉強はまったく付いて行けない。
あとは勉強ですね。
全くついていけないのです。何せ一年間のブランクがありますから。
不登校明けに模擬テストを受けたのですが、偏差値は30前後だった記憶があります。アルファベットは書けず、bとdの区別もつかないレベル。数学に関しては、通分が出来ない。XやYが授業に出てきてちんぷんかんぷんでした。
そんな私でも、高校は公立の偏差値60レベルに受かり、アメリカの大学を卒業しています。
私は将来スーツを着て働きたくないと思ったので、そのモチベーションのみで勉強に励んでいました。要は、中学時代不登校になってもどうにでもなります。私のようなサポートを提供している人をいくらでも利用をして、自分の糧にしてください。
何かを変えたい!そう思っているのなら後はやる気しだい。海外に行くのも良し、日本で就職するのも良し。まずは一歩踏み出してみよう!
これが私のケースです。全ての不登校者が同じなわけはないですが、ひとつのケースとして知ってもらえると嬉しいです。
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