採血・CT・MRIで使う医療英語|検査名と場面別フレーズ

採血・CT・MRI・X線・心電図・超音波検査で使う英語を、検査名と場面別の表現に分けて紹介します。医療者の説明だけでなく、患者さんが分からないことや体調を伝える表現も練習できます。

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このページで確認できること: 検査名11項目と、案内・採血・画像検査・質問への応答を確認できます。患者側の聞き返しと、検査ごとに確認して伝える例も掲載しています。

以下は英語学習用の例文です。実際の検査では、担当医療者の判断・施設の手順・患者さんへの説明と同意に沿って使います。検査時間、採血後に押さえる時間、飲食や服薬の準備を、例文の数字だけで決めるものではありません。

目次

検査名と基本単語11項目

blood testは血液を調べる検査、take a blood sampleは検査用の血液を採る行為です。検査の種類を説明するときは、testだけでなく具体的な名前を伝えます。スマートフォンでは表を左右に動かして使い方欄まで確認できます。

番号英語日本語使う場面・確認点
1blood test血液検査採血という行為だけでなく、血液を調べる検査を指す。
2urine test尿検査urinalysisという名称も使う。
3X-rayX線/X線検査・X線画像検査名として「レントゲン」に当たる。文脈で区別。
4CT scanCT検査検査の部位・準備は個別の指示を確認する。
5MRIMRI検査身につけた金属だけでなく、体内の機器などの確認もある。
6ultrasound超音波/超音波検査検査を指すときはultrasound scanともいう。
7ECG / EKG心電図(検査)electrocardiogramの略称。超音波検査とは別。
8examination / test診察・検査/試験・検査examinationは身体の診察にも使う。具体的な検査名を補う。
9result結果複数の結果や検査結果全体をresultsと表すこともある。
10needle針、注射針採血などで使う針を指す。
11blood sample血液検体、採取した血液take a blood sampleで採血するという表現。

患者さんの案内で使う表現

番号英語日本語使う場面・確認点
12Mr. Smith?スミスさんですか。呼び出しの例。敬称は本人の希望に合わせ、呼びかけだけで本人確認を終えない。
13Please come this way.こちらへどうぞ。移動先を案内する。介助が必要かは別に確認する。
14Please have a seat.おかけください。座る場所が分かるように案内する。
15We’ll do some tests today.今日は検査を行います。この一文だけでなく、検査名・目的・流れを説明する。

採血で使う表現

番号英語日本語使う場面・確認点
16We’re going to take a blood sample.採血をします。これから行う内容を説明する表現。
17Please roll up your sleeve.袖をまくってください。sleeveは袖。必要な範囲を示す。
18Which arm would you prefer?どちらの腕がよいですか。希望を尋ねる表現。採血する側は希望だけで決めず、担当者が確認する。
19You may feel a little pinch.少しチクッと感じるかもしれません。mayは可能性。痛みが必ず軽いと保証する言い方ではない。
20Please press here for five minutes.ここを5分間押さえてください。5分という指示が確認できている場合の例。全員・全採血共通の時間ではない。

CT・MRI・X線検査で使う表現

CT・MRI・X線検査は同じ検査ではありません。NHSのMRI案内では、取り外せる金属類のほか、手術歴・体内の金属や機器・アレルギーなどを確認しています。以下の短い指示だけで検査の可否を判断せず、各施設の確認手順を使います。

番号英語日本語使う場面・確認点
21Please remove all metal objects.身につけている金属類を外してください。外せる身の回りの品を指す場面。体内の機器や金属の確認は別に行う。
22Please lie down on the table.検査台に横になってください。tableはこの場面では検査台。姿勢や介助は担当者の案内に従う。
23Hold your breath.息を止めてください。必要な場面で担当者が指示する。検査中ずっと息を止めるという意味ではない。
24You can breathe normally.普通に呼吸して大丈夫です。呼吸を戻してよいことを伝える表現。
25Please stay still.動かないでください。画像を撮る際などの指示。苦痛や動きたい事情を伝える表現と合わせて覚える。

心電図・超音波検査で使う表現

心電図は心臓の電気的な活動を記録する検査です。超音波検査ではプローブやジェルを用います。以下の表現すべてを両方の検査で使うわけではありません。

番号英語日本語使う場面・確認点
26Please lift your shirt slightly.シャツを少し上げてください。必要な部位・着替えの案内を具体化し、プライバシーに配慮する。
27I’m going to attach these electrodes.この電極をつけます。心電図で電極を装着する場面。超音波のプローブとは別。
28This gel may feel cold.このジェルは冷たく感じるかもしれません。超音波検査などで使うジェルの説明。mayの意味を訳にも残す。
29Please relax.力を抜いてください/楽にしてください。場面によって訳を選ぶ。痛みや不安への説明を省くための言葉ではない。

患者さんからの質問

番号英語日本語使う場面・確認点
30Will it hurt?痛いですか。予想される感覚を具体的に説明し、痛みがないと一律に断定しない。
31How long will it take?どのくらい時間がかかりますか。検査そのもの、準備、待ち時間のどれかを確認する。
32Do I need to change clothes?着替えは必要ですか。検査の部位と施設の案内に合わせて答える。
33When will I get the results?検査結果はいつ分かりますか。時期だけでなく、誰がどの方法で伝えるかも確認する。

確認できた内容を伝える返答

番号英語日本語使う場面・確認点
34It won’t take long.長くはかかりません。所要時間を把握している場合の表現。「すぐ終わる」と一律には約束しない。
35It may be slightly uncomfortable.少し不快に感じるかもしれません。不快感の可能性を伝える。具体的な内容は検査に合わせて説明する。
36The doctor will explain the results later.後ほど医師が結果を説明します。その説明体制が確認できている場合に使う。時期・連絡方法は別に伝える。
37Please let me know if you feel unwell.気分が悪くなったら教えてください。患者さんが体調を伝えられるようにする。

短い表現を復習する

番号英語日本語使う場面・確認点
38Please relax.力を抜いてください/楽にしてください。状況に合う具体的な説明も添える。
39Please stay still.動かないでください。stayはここでは状態を保つという意味。
40Hold your breath.息を止めてください。息止めが必要な場面での指示に限る。
41You can breathe now.もう呼吸して大丈夫です。nowは今、ここでは息を止める指示から呼吸へ戻す場面。
42It will take about 10 minutes.約10分かかります。10分という見込みを確認できた場面の例。全検査共通の所要時間ではない。
43Do you have any allergies?アレルギーはありますか。一般的な問い。必要な材料や造影剤などの確認をこれだけで済ませない。

患者さんと確認し合う:7つの会話例

次の短い会話は学習用です。氏名や生年月日は架空の例を使い、実際の本人確認では施設で定めた項目と記録を照合します。

呼び出しと本人確認を分ける

Could you tell me your full name and date of birth?
My name is Mika Tanaka. My date of birth is June 4, 2001.

「氏名と生年月日を教えていただけますか/田中ミカです。生年月日は2001年6月4日です」。Mr. Smith?のような呼びかけとは役割が異なる。

準備が分からないとき

Can I eat or drink before this test?
I’ll check the instructions for your test.

「この検査の前に飲食してよいですか/今回の検査の指示を確認します」。検査名だけで飲食・服薬の指示を決めつけない。

採血が不安なとき

I’m nervous about needles.
Thank you for telling me. Let’s discuss how we can help.

「針が不安です/教えてくださってありがとうございます。どのようにお手伝いできるか相談しましょう」。不安を聞き、説明や対応を確認する。

MRI前に体内の機器を伝える

I have a pacemaker.
I’ll let the MRI team know so they can check the details.

「ペースメーカーがあります/詳細を確認できるようMRI担当者に伝えます」。この会話だけでMRIが可能・不可能とは決めない。

苦しい・止めてほしいと伝える

I’m having trouble holding my breath.
Please stop for a moment.

「息を止めるのがつらいです/少し止めてください」。どちらも患者側の例。息止めや静止の指示と併せて、困ったときに伝える言葉を覚える。

結果の連絡を確認する

When and how will I receive the results?
I’ll check who will contact you and when.

「いつ、どのように結果を受け取れますか/誰がいつ連絡するか確認します」。不明な時期を断定せず、分かった情報を伝える。

聞き返しと通訳の希望

Could you explain that more slowly?
I’d like a medical interpreter, please.

「もう少しゆっくり説明していただけますか/医療通訳をお願いします」。説明や同意に必要な内容が伝わらないときは、施設の通訳手配などを確認する。

4問で確認:英語の意味と使う条件

1.blood testとblood sampleは同じものを指しますか。
2.You may feel … のmayは、必ずそうなるという意味ですか。
3.It will take about 10 minutes. を、どの検査でも同じ説明として使えますか。
4.心電図でつけるelectrodesは、電極と超音波プローブのどちらですか。

答え:1.いいえ。血液検査と検査用に採った血液を区別します。2.いいえ。そう感じる可能性を表します。3.いいえ。その見込みを確認できた場面で使います。4.電極です。

検査の説明を確認した資料

出典:NHS:血液検査

出典:NHS:CT検査

出典:NHS:MRI検査と事前確認

出典:NHS:X線検査

出典:NHS:心電図

出典:NHS:超音波検査

出典:East Sussex Healthcare NHS Trust:採血と採血後の説明

出典:MedlinePlus:尿検査

出典:Hunmanby Surgery:医療の説明と通訳支援

資料は検査の概要・英語表現の使用場面を確認するために参照しました。各国の制度や個別施設の対応を、日本のすべての施設にそのまま当てはめるものではありません。

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