青空の下、船に乗って湖の上での授業・・・
想像してみただけでも、楽しそうで爽やかな授業じゃありませんか?
私はアメリカで実際にこのような授業を体験してきました。
これから留学を考えている皆なさんには、是非留学した後の授業のイメージを持って旅立ってほしいです。
1.アメリカの教授
皆さんはアメリカの大学教授に対してどんなイメージを持っていますか?どんな授業を想像していますか?
もしかしたら、有名な教授がやっているような楽しい授業が、留学したら待っていると思っているかもしれません。
はっきり言います。先生なんてどこ行っても相性次第です。
日本人、アメリカ人、そんなものは関係ありません。みんな同じ「人」なのです。楽しい授業をやってくれる先生とつまらない授業をする先生は、日本と同じ比率でアメリカにもいると思います。
「あの先生嫌い」「授業つまらない」皆さん一度は、思った事があると思います。私も何度もあります。しかし、良く考えてみると。
授業を作るのは先生だけでしょうか?
授業の雰囲気の全ては、先生に責任があるのでしょうか?私は違うと思います。生徒ひとりひとりにも、授業を変える力があると、私は思うのです。
自分自身の授業への取り組み方を変えると、先生関係なしに授業が楽しくなるのです。
例えば、私も苦手な教授がいました。その教授は話すのが早く、テンションが高くて、そして話してる内容が行ったり来たりしてわかりにくいのです。ネイティブの学生たちも、授業をわかっていなくて顔を見合わせては苦笑いでした。
でも、彼らはクラスが終わった後に、教授を囲って質問をします。
教授の文句を言う前に、質問しに行くのです。
どんな質問でもいいので、私も教授のとこに行くのです。そして、話を聞いてみると、ちゃんといちから全部教えてくれます。その時に、授業への不満も一緒に話しちゃうのです。
そして、次から授業スタイルを変えてくれます。
日本の大学はわかりませんが、アメリカの大学は言ったもん勝ちです。
宿題の期限を過ぎても、ちゃんと理由を話せば受け取ってもらえるし、成績も少しなら融通が利きます。もちろん宿題はほとんどが期限過ぎたら受け取ってくれませんよ。それでも、聞いてみるのです。
しっかりコミュニケーション取る事で初めて、教授は学生の不満を知るのです。
2.アメリカの大学・授業風景です。
アメリカの4年制大学での授業風景を紹介したいと思います。
上の2枚の写真。何の授業か分かりますか?
これは、Ecologyのクラスなのです。
私のメジャーはzoology、動物学です。なので、今回はフィールドワークの様子を伝えたいと思います。
今回の目的は、水中の酸素濃度、温度、そしてプランクトンの採取の仕方などを学ぶ事です。船に乗って湖の真ん中まで行き、そこでいろいろな実験をし、データを取り、ノートにまとめる授業です。
フィールドワークはとても楽しいですよ!教室で勉強するよりも私はやっぱり外で、のんびり学ぶ方が好きですね。
日本人の多くの留学生は、経済、政治、IT、アート、ダンス、社会学などのメジャーが多いのですが、バイオ系の人はほとんどいないのです。
バイオ系のメジャーで留学を考えている人がいたら、コメントください。仲間が欲しい。 笑 もう卒業しちゃったけど、色々アドバイスしますよ!!
もちろん、座学も多くありますが、フィールドワークで湖に行ったり、山に入ったり色々な体験が出来ますよ。野生のターキー(七面鳥)を見れたり、ねずみの仲間をわなを仕掛けて捕まえたりね。
テストは大変だけど、好きなことを留学して勉強をするのはやっぱり楽しいです。
3.まとめ
- アメリカの教授
- アメリカの大学・授業風景です。
今日はアメリカでの授業風景を紹介するお話でした。
理想の教授や授業とは程遠いかもしれません、それでも腐らずに自分で状況を変える努力をしましょう。
それが出来るのがアメリカの教育の良いところです!!
皆さんの思いを知りたいので、コメントを頂けると嬉しいです。
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