中学理科の範囲で困っていませんか?
示相化石と示準化石の違いを説明できますか?
漢字を見ても意味が分かりません!そんな時は英語を使ってみましょう。
英語の練習をしながら、理科の勉強もできる。一石二鳥です。
目次
1.示相化石・示準化石の違いとは?
- 示相化石:facies fossil
- 化石の生き物たちの「生活環境」が分かる化石 (fossil)です。
- 示準化石:index fossil
- 化石の生き物たちが生きていた「時代」が分かる化石です。
2.示相化石(facies fossil)とは?
示相化石は英語で「facies fossil」です。化石は英語で「fossil」ですが、「facies」は「外観・層」って意味ですね!
つまり示相化石は、当時の環境(外観)を示すことが出来る化石なのです。漢字で書かれると意味分かりませんが、英語で分解してみると納得ですね!
では、示相化石には例えば何があるのでしょうか?
浅い海を示す
- アサリ:clam
- ハマグリ:clam
- カキ:oyster
河口付近や湖を示す
- シジミ:shijimi clam
温かくて綺麗な、浅い海を示す
- サンゴ:coral
温帯でやや寒冷な場所を示す
- ブナの葉:beech
寒い環境を示す
- マンモス:mammoth
3.示準化石(index fossil)とは?
示準化石は英語で「index fossil」です。「index」とは、「指標」や「指針」といった数字に関する英単語です。
したがって、示準化石では数字、つまりは「年代」を見ることが出来るのです!
では、どんな示準化石があるのでしょうか?
古生代を示す
- サンヨウチュウ:trilobite
- フズリナ:fusulina
中生代を示す
- アンモナイト:ammonite
- 恐竜:dinosaur
新生代を示す
- ビカリア:vicarya
- ナウマンゾウ:Naumann’s elephant
- マンモス:mammoth
4.まとめ
中学理科シリーズ