英語の読み方が分からない人へ!
長文の読み方の基本を教えます。今まで何となくで英文を読んでいた人は、この方法を試すことで英語力が一段階伸びます。Plus Ultraですね。ちなみに「Plus Ultra」はラテン語のフレーズです。
英語では「Further beyond」「さらに先へ」ってニュアンスです。現状で満足せずに、常にFurther beyondの精神で勉強していきましょう。
1.長文読解の基本は主語と動詞だ
長文読解は文章ひとつひとつの積み重ねです
英文を読む上でまず意識してほしい事は、S(主語)とV(動詞)です。ちなみに、なぜS=主語かというと、英語で主語は「Subject」、英語で動詞は「Verb」というので、その頭文字を取っています。
文法用語についてもっと知りたい人へ:【英語の文法を英語で学ぶ】留学前に身に着けよう!~英文法用語まとめ~
例文:
- I go to school.(私は学校に行きます。)
例えばこのような簡単な一文があったとします。英語の考え方を理解出ると簡単なのですが、この短い文で一番伝えたいことは、主語と動詞の部分です。
今回は「I」が主語、「Go」が動詞です。つまり文で一番伝えたいことは、「私は行きます。」これだけなのです。まずはこの英語において結論が最初に来るのを理解しましょう。英語においての結論とは、「誰が?」「何をした?」この部分です。一番言いたいことはここに凝縮されるので、主語と動詞を区別できる訓練をしてみてください。
2.目的語の訳し方のコツ
次に目的語=O (object)の訳し方のコツを紹介します。
英語の目的ごとは、動詞の後に来る名詞などに当たります。
例文:
- I play baseball.(私は野球をします。)
この文であれば、「baseball」が目的語になります。
そして、今回一番大事なのは目的語は必ず「~に」もしくは「~を」と訳せることです。
この文であれば、「野球を」と訳せますね。これが分かるだけで、訳し方が限定できるので意味を取りやすくなっていきます。こう言った所の細かい意味の限定を積み重ねることで、長文全体の精読率を上げていきます。
3.長文読みのテクニック
最後にちょっとしたテクニックです。
英語を学ぶ時には英語を話す人の文化を知らないといけません。ネイティブの人たちは、日本人とは違い結論を最初に持ってきます。文単位であれば、主語と動詞にあたり、段落単位であれば、トピックセンテンスに当たる物です。
トピックセンテンスについてもっとしたい人へ:【ライティング】パラグラフの書き方とトピックセンテンスを考える
英語においてはトピックセンテンスとは通常段落の1行目や2行目に置かれる、メインテーマの説明をしている文です。英語の段落にはひとつだけテーマを書くという決まりがあるので、このトピックセンテンスさえ見極めることが出来れば、段落全体のあらましを掴むことが出来るのです。
まずは日本語力をつけたい人へ:【読解力を身に着けろ!】英語の前に日本語を学ぶ~言語力の大切さ~
4.まとめ
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