「中学生の生物」今回は植物をメインに英語を交えて紹介します。
日本語だと覚えにくい単元は、言語を変えると暗記しやすくなります。暗記が苦手な人は、刺激を変えて英語でも見てみて下さい。
中学生の理科は他にも色々英語で紹介しているので、興味がある人は最後にURLの一覧をまとめたので確認してね。
目次
1.植物の仲間分け (classification)
- 種子植物 (seed plant):花を咲かせ、「種子 (seed)」で子孫を増やす
- 裸子植物 (gymnosperm):胚珠 (ovule) が「むき出し」になっている植物
- 被子植物 (angiosperm or flowering plant ):胚珠が「子房 (ovary) に包まれている」植物
- 単子葉類 (monocot):
- 子葉 (cotyledon):1枚
- 根 (root):ひげ根
- 葉脈 (vein):平行脈
- 茎の維管束 (a vascular bundle):散在
- 双子葉類 (dicot):
- 子葉:2枚
- 根:主根と側根
- 葉脈:網状脈
- 茎の維管束: 輪状
- 離弁花類
- 合弁花類
- 単子葉類 (monocot):
- それ以外:「胞子 (spore)」を作って仲間を増やす
- シダ植物 (fern):維管束あり
- コケ植物 (Bryophyte):維管束無し。身体全体で水を吸収する
2.観察の仕方 (observation)
- スケッチの仕方
- 細い線と小さな点ではっきり書く
- ルーペ (loupe)
- 倍率 (magnification) は10倍程度
- 野外での観察に適している
- 目に近づけて持ち、目から離さない
- 顕微鏡 (microscope)
- 倍率は40~600倍程度
- 顕微鏡の倍率=接眼レンズ (ocular lens) の倍率 X 対物レンズ ( objective lens) の倍率
- 双眼実体顕微鏡 (BINOCULAR STEREO MICROSCOPE) の倍率は20~40倍程度。プレパラートが必要なく、立体的に観察できる
3.花の作りと働き (function)
- 被子植物
- 花の作りは:中心から、「めしべ (pistil)」を囲むように「おしべ (stamen
)」があり、「花弁 (petal)」、「がく (sepal)」の順番で並んでいる- がく:花を保護する役割
- 花びら:最も目立つ部分
- おしべ(複数):花粉が作られる「やく (anther)」が先の方についている。
- めしべ:花の中心に一本のみ。先端が「柱頭 (stigma)」、根元が「子房」である。子房の中に「胚珠」がある(受粉後の種)。
- 果実 (fruit)と種子:花粉がめしべの柱頭につく(受粉 (pollination))して成長すると、子房→果実になり、胚珠→種子になる
- 花の作りは:中心から、「めしべ (pistil)」を囲むように「おしべ (stamen
- 裸子植物
- 雌花と雄花がある
- 子房が無く、胚珠がむき出しである。
4.根・茎 (stalk)・葉の作りと働き
- 根の付き方
- 双子葉類(ホウセンカなど):主根・側根
- 単子葉類(トウモロコシなど):ひげ根
- 根の先端には毛根が多くみられる。
- これにより、表面積が多くなり水分の吸収の効率が良くなる
- 維管束(Vascular bundle)
- 道管と師管が集まって出来た束。
- 葉では葉脈と呼ばれる
- 道管:根から吸収した水や水に溶けた養分などが通る菅
- 師管:葉で作られた栄養素が運ばれる菅
- 蒸散 (transpiration)
- 植物の体から水分が水蒸気になって出ていく事
- 気孔から行われる
- 植物の体から水分が水蒸気になって出ていく事
- 光合成 (photosynthesis)
- 植物が光を受けてデンプン (starch)などを作る働き
- 水+二酸化炭素→デンプン+酸素
- 光合成は葉緑体 (chloroplast)(葉の細胞)で行われる
- 植物が光を受けてデンプン (starch)などを作る働き
- 呼吸 (respiration)
- 植物も動物と同じように常に呼吸を行っている。
- 酸素を取り入れ二酸化炭素を出す働き。
5.まとめ
中学理科シリーズ