サポーティングセンテンス(supporting sentence)は、段落の中心となる考えを、理由・具体例・事実・説明などで支える文です。「何番目にあるか」だけではなく、「主張をどう支えているか」で見分けます。例文と練習問題で役割を確認しましょう。
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トピックセンテンス・サポート文・結論文の違い
| 役割 | 何をする文か | 判断するときの問い |
|---|---|---|
| topic sentence | 段落で伝える中心的な考えを示す。 | この段落は何を言おうとしているか。 |
| supporting sentence | 理由・例・根拠・説明を加え、中心的な考えを支える。 | なぜそう言えるのか。どんな例があるか。 |
| concluding sentence | 段落の考えをまとめる・締めくくる。 | ここまでの内容をどうまとめているか。 |
| transition sentence | 前後の段落・話題をつなぐ。 | 次の話題へどう移っているか。 |
一つの文が複数の働きをすることもあります。また、すべての段落に明示的なトピックセンテンスや結論文があるとは限りません。主題文が段落の途中や最後に置かれる場合もあるため、「最初が主題文、残りは全部サポート文」と機械的には分けません。
段落例:どの文が主張を支えているか
① I prefer studying in the school library.
② It has a quiet room where I can concentrate.
③ I can also borrow the reference books I need.
④ For these reasons, the library is my first choice for studying.
① 私は学校の図書館で勉強する方が好きです。
② 集中できる静かな部屋があるからです。
③ 必要な参考図書も借りられます。
④ こうした理由で、図書館は私が勉強場所として最初に選ぶ場所です。
| 文 | 役割 | 説明 |
|---|---|---|
| ① | トピックセンテンス | 図書館での勉強を好む、という中心的な考え。 |
| ② | サポーティングセンテンス | 静かな環境という理由を加える。 |
| ③ | サポーティングセンテンス | 必要な本を使える、という別の理由を加える。 |
| ④ | 結論文 | ②③を受けて段落を締めくくる。新しい理由は加えていない。 |
これは文の役割を練習するために作成した例です。②にはbecauseがありませんが、①を好む理由を述べているためサポート文です。接続詞がなくても、内容の関係から役割を判断できます。
サポート文を見つける3つの手順
1.段落全体の中心をつかむ。何について、どんな考えを述べているかを短く言い換えます。主題文が見つからなければ、繰り返し出てくる語や具体例の共通点を探します。
2.各文が中心に何を加えているかを見る。理由、例、事実、仕組みの説明などを区別します。主張との関係を説明できる文が、サポートの候補になります。
3.まとめ・つなぎ・脱線と区別する。主張を言い直して締めるだけの文や、次の段落を予告する文は、役割を別に考えます。無関係な文があれば、それは主張を支える文にはなりません。
目印になる表現と、その限界
| 関係 | 表現の例 | 確認すること |
|---|---|---|
| 理由 | because / since | 何の理由を述べているか。sinceには時を表す用法もある。 |
| 具体例 | for example / for instance / such as | どの考えの例なのか。such asは文の途中でも使う。 |
| 追加 | also / moreover | 同じ主題にどんな情報を加えるか。 |
| 言い換え・説明 | in other words / this means | 単なる繰り返しか、理解に必要な説明を加えているか。 |
| 結果・まとめ | therefore / for these reasons | 新たな推論か、段落の締めくくりか。 |
こうした表現は手がかりであり、サポーティングセンテンスの確定マークではありません。For exampleで始まっていても、主題から外れた例なら十分なサポートになりません。
英作文では「理由+具体化」で支える
主題文:Our school should add more bicycle parking spaces.
(学校は自転車置き場を増やすべきです。)
説明が足りない例:It is important. It is a good idea.
(それは重要です。よい考えです。)
この2文だけでは、なぜ必要なのかが分かりません。
具体化した例:The current spaces fill up before the first class. As a result, some students have to leave their bicycles far from the entrance.
(現在の駐輪スペースは1時間目の授業前に埋まります。そのため、一部の生徒は入口から遠い場所に自転車を置かなければなりません。)
上の駐輪場の状況は学習用に設定した例です。実際の学校について書くなら、観察した事実や確かめた情報に置き換えます。数字や調査結果を作って根拠として扱わないようにしましょう。
サポート文は何文必要か
「必ず2〜4文」という普遍的な決まりはありません。必要な長さは課題の指示、語数、主張の複雑さによって変わります。練習では理由を2つ用意するなどの方法が使えますが、文数を満たすだけで十分とは限りません。理由と具体例が読み手に伝わるかを確認します。
練習問題:主張を支える2文を選ぼう
主題文:I enjoy cooking dinner with my brother.
A. We can try new recipes together.
B. My brother has a blue bicycle.
C. We talk about our day while preparing the meal.
D. That is why I look forward to cooking with him.
日本語訳:私は兄弟と夕食を作るのが好きです。
A. 一緒に新しいレシピを試せます。
B. 兄弟は青い自転車を持っています。
C. 食事を準備しながら、その日にあったことを話します。
D. だから、私は彼と料理をするのを楽しみにしています。
答え:AとC。どちらも、一緒に料理を楽しむ理由を具体的に述べています。Bはこの主張との関係が示されておらず、Dはまとめです。主題と同じ人物が出てくるだけでは、サポート文とは言えません。
英作文の練習に
用語の確認:Purdue OWL:主題文の位置と段落の展開。例文は学習用に作成しています。
用語の確認:UNC Writing Center:文数ではなく主題との関係で段落を考える。例文は学習用に作成しています。
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