主語 is so 形容詞 that S Vの訳し方を解説します。
英語の長文で必ずと言って出てくるのが今回解説する、so~that構文です。
意味は簡単ですね。
- とても~なので~です。
という意味になります。ではこのso that構文は何が難しいのでしょうか?
so~that構文を見抜く方法
長文でかなりの頻度でこの構文が使われているので、読み手はこの表現を見た瞬間にso~that構文だと見抜く瞬発性が必要になります。
例文:
- I was so tired that I could not study English at all.
- 私はとても疲れていたので、(that以下でした)まったく英語を勉強できませんでした。
この文章単体で見ると簡単に見抜ける人もいるかもしれませんが、これが森の中にある木のように長文の中に隠れています。この状況において瞬時に見抜く練習をして見て下さい。
見抜くコツ
- soの後に形容詞が来る
- thatの後にnotがある
- thatの後にcanとかcouldが来る
- 因果関係になっている(原因と結果)
もちろん例外は多々ありますが、多くの場合は上記のパターンに当てはまります。条文を読みながらこのパターンを頭の片隅に入れておきましょう。
so~that構文は省略可能
さてここからが上級編です。
先ほどの例文をもう一度見てみましょう。
- I was so tired that I could not study English at all.
この構文厄介な事に省略されることがあるのです。
それがこちら:
- I was so tired I could not study English at all.
どこが省略されたか分かりましたか?そうなんです、so~that構文の「that」は省略されることがあるのです。気を付けてくださいね。
thatがなくなったところで訳は変わりません。that節の「that」も省略可能ですよね?それと同じようなものだと考えると、so~thatが省略されるのも納得ですね。
この省略形があることを選択肢に入れて、長文を読むときに「so」に意識を置いてくださいね。
ちなみに、so ~ thatとsuch ~ thatの違いは別記事で詳しく解説してあるので、そちらを確認してください。
so that構文とごっちゃになってませんか?
番外編として、so~that構文とよくごっちゃにされるのが、so that構文です。。。
え!?何が違うの?
- so 形容詞 that 構文
- so that 構文
形容詞が入るか入らないかの違いです。これだけで意味が大きく変わってしまうので、気を付けましょう。
では、形容詞無いバージョンのso that構文はどのような意味になるのでしょうか?
例文:
- I studied English hard so that I could speak English fruently.
- 英語を流暢に話せるように、一生懸命勉強しました。
so thatの意味は:
- ~するように
- ~できるように
- ~するために
というようなニュアンスで訳すときれいになります。
ここでややこしいやつが当然出てくるのが英語です。それはカンマ so that (, so that)です。
例文:
- I missed the first train, so that I was late for class.
- 私は始発を逃した。だから授業に遅刻をした。
カンマ so thatの意味は次の通りです。
- (原因があり)その結果~が起きた
という因果関係を表す訳し方です。そしてこのカンマ so thatも「that」が省略されることがあるので要注意です。
省略:
- I missed the first train, so I was late for class.
thatが無いと普通のsoの文として見ることが出来るの特に訳し方においては問題ないですね。
まとめ
so~that構文とso that構文はよくごっちゃになってややこしいのですが、一度パターンと訳し方を覚えてしまえば後は簡単です。長文で使いこなせるように日々練習をがんばりましょう!
他にも細かい文法をまとめてあるので、一緒に勉強しましょう!