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目次
1.完全性への制約(Constraints on perfection )
何百年もの長い年月を経て進化してきた動物達ですが、環境に”完璧”適応した動物はほとんどいないでしょう。 従って多くの生き物たちが、まだこれから環境に適応するために進化する余地を残してるとも言えるのです。 まず初めに、生き物がどのように進化をしてきたかを改めて説明していきますね。 動物達の能力はどうのように発現(express)するのでしょうか? 生き物の特徴は遺伝子と紐づいています。遺伝子ごとに特徴となる要素が書き込まれています。そして、今回紹介するのは「pleiotropy」という考え方です。- 多面発現・多相遺伝(Pleiotropy):ひとつの遺伝子から複数の特徴(形質)を発現する事。
- 拮抗的多面発現/拮抗的多面発現(Antagonistic pleiotropy):多面発現の一種で、発現した形質の最低でもひとつは人生の初期に適応度(fitness)を上昇してくれて、他の形質の内、最低でもひとつは適応度に悪影響を与える形質であること。
- 例:月経周期など
- ポリジーン形質(Polygenic trait):ひとつの形質(phenotype)が複数の遺伝子によって決められる事。メンデルの法則(ひとつの遺伝子がひとつの形質を決める)とは違い、複数の遺伝の複雑な組み合わせによって、動物の外側の特徴が決まるという考え方です。
- 例:身長や肌の色など
- 選択万能主義(Panselectionism) :自然淘汰(natural selection)が動物の進化を促す唯一の考え方と言う主張です。
- 分岐進化(Divergent):同じような種類の生き物たちが同じような形質を発現させる事。
- 収斂進化(Convergent):関係のない生き物たちが結果的に同じような形質を手に入れる事。
2.天敵からの回避方法 (Avoiding predators)
ここからは、動物達がどのように敵から逃れているのかを紹介していきます。 一番有名なのは集団防衛(group defense)ですね。- ペンギン(penguin):ひとりを犠牲にして、その間に海に飛び込む。
- ウミガメ(sea turtle):一斉にふ化をして、海を目指します。
- セミ(cicada):素数の年、13年や17年周期ごとに羽化をして、天敵が同じようなサイクルで進化することを防いでいます。
- 魚(fish):体の後ろの方に目のような模様がある魚がいます。
- 警戒色(Warning coloration):毒があるぞ~と脅す模様です。
- ガゼル(gazelles):諸説ありますが、敵の前で高く飛び跳ねる事で元気さをアピール、「元気だから追いかけても捕まらんよ~」と天敵に知らせている行動です。
- トカゲ(lizards):腕立て伏せ(push-ups)をして準備運動をします。
3.まとめ
いかかでしたか?今回は動物行動学の世界から天敵からの逃げる方法の進化について解説しました。次回はどんな動物達の行動を紹介するのか乞うご期待です! 動物行動学シリーズ- 【動物達の生きる意味と子殺しを考える】 英語で学ぶ動物行動学 Chapter 1
- 【利他主義~人の為に~ 】英語で学ぶ動物行動学 Chapter 2
- 【何故集団で生活をするのか?】英語で学ぶ動物行動学 Chapter 3
- 【ハイエナはメスが最強!~女性社会~】英語で学ぶ動物行動学 Chapter 4
- 【天敵から逃げる方法】英語で学ぶ動物行動学 Chapter 5
- 【生息地の選択と縄張り意識】英語で学ぶ動物行動学 Chapter 6
英語で学ぶ動物行動学 Chapter 5を覚えるときの確認ポイント
英語名だけでなく、分類・特徴・生息地をセットで覚えると説明しやすくなります。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 分類 | 英語で学ぶ動物行動学 Chapter 5がどの生物分類・種類に入るか確認する |
| 特徴 | 見た目・生息地・行動を英語で説明する |
| 関連語 | family, species, habitat, wild などを一緒に覚える |
| 例文 | It lives in… / It is known for… の形で説明する |