「it is not until ~ that」強調構文うまく使いこなせていますか?
長文で出てきたときに上手く訳せていますか?今回はそんなよく目にするけどちゃんと習った事のない、「~して初めて~です。」を解説していきます。
目次
It was not until ~ that 訳し方
そもそも意味が分かってないとライティングでも使えません。
まずは訳し方と意味のポイント箇条書きで出していきます。
- 過去形(isではなくて、wasの事がほとんど)
- 否定語のnot
- ~まで、のuntil
- 後ろに主語と動詞が来るthat
これらの構成要素からこの構文は出来ています。
それでは例文を見てみましょう。
例文:
- It was not until he had died that I realized he was my father.
- 彼が死んで初めて、私の父だったと分かった。
直訳をすると、「彼が死ぬまで~じゃなかった」、~の中身(that以下)「私は彼が私の父だと気が付いた」
これを繋げると、「彼が死ぬまで私は彼が父だと気が付かなかった」という文になります。
これをきれいな日本語に訳すと、「彼が死んで初めて、私の父だったと分かった。」この文章に辿り着くんですね。
これを一個ずつ組み立ててもいいですし、it was not until ~ thatの構文の訳を覚えておくのでもいいですよ!:
訳:
- ~して初めて…
~して初めて…(倒置で使えますか?)
そもそも倒置って何?ていう方はここで説明しているので読んで見てね。
倒置のパターン:
- Not until he had died did I realize he was my father.
- Only after he had died did I realize he was my father.
上の2つのパターンはどれも最初の文と同じ意味です。違うのは倒置が起きているという事です。
否定語が文頭に来ると、倒置(疑問形の形)になります。only(~しか~ない)という意味もあるので、否定語としてカウントします。したがって、onlyが文頭に来るパターンでも倒置になるんですね。
まとめ
英作文でも問われる「it is not ~ until that」構文を理解できましたか?長文では他にも多くの構文に下線が引かれています。
他の構文も解説してあるので確認してください!