長文でよく見かける分詞ですが、分詞の中にも色々種類があるのをご存じですか?
今回はそんな意味がややこしい分詞の種類と使い方について解説していきます!
目次
分詞構文の意味一覧
- 分詞構文(主語が曖昧になるからエッセイとか論文では使わないようにしよう)
- 例文:Feeling tired, he got me a taxi.
- 例文:Written in English, the book was difficult to read.
- 完了形+受動態
- having + PP完了形
- being + PP受動態
- having + been PP(完了形+受動態)
- 時(when)
- ~な時
- ~すると
- 原因・理由(because)
- ~なので
- ~ので
- 条件(if)
- ~すれば
- もし~ならば
- 譲歩(although)
- ~でも
- ~にもかかわらず
- ~なのに
- with + 主語+分詞(付帯状況を表す)
- ~で
- ~して
- 熟語一覧:
- weather permitting:天気が許せば
- speaking of:~について言えば
- based on:~に基づいて
- generally speaking:一般的に言って
- broadply speaking:広くいって
- frankly speaking:率直にいって
- strictly speaking:厳密に言うと
- granting that:~と仮定しても
- given that:~とすれば
- judging from:~で判断すると
- 接続詞
- supposing:もし~ならば
- assuming:だとすると
- provided:~という条件で
- seeing:~を考えると
- 前置詞
- according to:~によると
- excepting:~以外
- owing to:~のせいで
- concerning:~に関して
- including:~を含んで
- regarding:~に関して
限定用法の使い方
中学生で習う、形容詞的な使い方がこの限定用法の分詞です。
- 限定用法
- 現在分詞:Look at the baby sleeping in the room.
- 名詞の前:developing countries(発展途上国)
- 過去分詞: A cat called Mimi is my family.
- 名詞の前:a broken window(他動詞=~された)
- 名詞の前:fallen leaves(自動詞=~した)
- 現在分詞:Look at the baby sleeping in the room.
過去分詞の場合では、自動詞か他動詞かで意味が変わります。
- 他動詞の場合:~された
- 自動詞の場合:~した
動詞の品詞を意識して訳せるようにしましょう。
叙述用法の使い方
叙述用法では分詞が補語、文型で言う「C」のように使われます。多くの場合、知覚動詞や使役動詞と共に使用されることがほとんどです。
- 叙述用法
- 例文: I found a dog running in the park.(公園で走っている犬を見つけた)
- get/keep ~ing :~し始める
- go/come/sit/stand~ing :~しながら~する
- 例文: I had my wallet stolen in his house.(彼の家で財布を盗まれた)
- 知覚動詞:hear/feel/see/smell
- 使役動詞:make/have/let/get
- 例文: I found a dog running in the park.(公園で走っている犬を見つけた)
使役動詞の使い方については【使役動詞一覧】make, let, have, get,使い方と訳し方で紹介してます。
ちなみに、使役動詞や知覚動詞を使う場合には第5文型になります。第5文型・SVOCを取る動詞59選一覧で文型についての解説をしていますので、併せて確認してください!