【SDGs】第1の目標:全ての場所で貧困の根絶!

SDGsの第1の目標である「貧困根絶」の中身を深掘りしてみました。

今話題のSDGsが作られた背景や世界の情勢を知ることによって、SDGsへの理解がさらに深まると思います。

17の目標はこの記事で簡単にまとめてあります:【SDGs一覧】17の目標を英語と日本語で見比べる

目次

SDGs第1の目標の概要を再確認

コロナのせいでここ数10年間で初めて世界の貧困層が増加しました。7100万人以上のたちが世界で貧困層に陥っています。2020年の出来事です。

コロナの前でさえ貧困層の減少のスピードは落ちていました。このペースでは2030年までの貧困の根絶は達成不可能と言われていました。

そして、このコロナのパンデミックにより、多くの人々が極貧の生活に追いやられています。このような人々をサポートするためのシステムは必要な人たちに十分に行き届いていないのが世界の現実です。日本でもそうですよね。

2016年では40億人の人々がセーフティネットの支援を受けれていませんでした。

2019年には若い労働者たちの貧困率が大人の労働者たちの2倍になっています。若者の世代の未来はどんどん暗いものになっています。働いても働いても裕福にならないのが世界の現実ですね。

2018年においては自然現象により直接的な経済損失は236億ドルでした。そのうちの73%が農業の分野です。

ハリケーン、洪水、自身、山火事、その他の自然災害は貧困を加速させています。80もの国の報告によると、2018年で23,458人が自然災害の影響で亡くなっています。2164人が行方不明です。

そして、3千900万が自然災害からその他の影響を受けており、内2900万人が生活が破綻してしまったと報告しています。

このような世界の貧困の背景を受けて第1の目標が制定されました。

SDGs第1の目標を再確認

目標1 全ての場所で貧困の根絶!
1.1 2030年までに世界の貧困を根絶する。現在の世界の平均生活費は1日$1.25です。
1.2 2030年までに女性、男性、子どもたち、すべての年齢においての貧困層を最低でも半分にする
1.3 社会的なセーフティネットの制定、2030年までに貧困層の為の居住地確保などの対策の拡充
1.4 2030年までに全ての男性、女性、特に貧困層や社会的弱者の人たちに平等な経済的な支援、所有権、土地の権利、相続、テクノロジーの支援を行う
1.5 2030年までに貧困層に対する環境変化による影響を少なくする。

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