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目標1は、あらゆる場所で、あらゆる形の貧困をなくすことを目指します。所得だけでなく、基本的なサービスや社会保障へのアクセス、災害への対応力も関係します。
17の目標はSDGsの英語・日本語一覧でも確認できます。
目次
目標1のターゲット7項目
国連の原文を学習用に要約しています。期限や数値は目標を表すもので、現在の達成実績を示すものではありません。
| ターゲット | 内容の要約 |
|---|---|
| 1.1 | 2030年までに、世界中の極度の貧困をなくす。 |
| 1.2 | 2030年までに、各国の定義で多様な側面の貧困にある、あらゆる年齢の男女・子どもの割合を少なくとも半減する。 |
| 1.3 | 各国に適した社会保障制度と基礎的な保護を整え、2030年までに貧困層や脆弱な立場の人を十分に対象とする。 |
| 1.4 | 2030年までに、経済的資源への平等な権利と、基本サービス、土地・財産、相続、天然資源、新技術、金融サービスへのアクセスを確保する。 |
| 1.5 | 2030年までに、貧困層などの対応力・回復力を高め、気候変動に伴う極端な現象や、経済・社会・環境上の衝撃・災害への脆弱性を減らす。 |
| 1.a | 開発協力などを通じて資源を確保し、開発途上国、特に後発開発途上国の貧困対策に十分で予測可能な手段を提供する。 |
| 1.b | 貧困層とジェンダーに配慮した開発戦略に基づく政策を整え、貧困をなくす取り組みへの投資を促す。 |
出典:国連:Goal 1/Targets and Indicators(2026年9月12日確認)
「貧困線」は世界の平均生活費ではありません
目標1.1の採択時の文章にある「1日1.25ドル未満」は、極度の貧困を測るために当時用いられた基準です。世界中の人の平均生活費という意味ではありません。目標の原文と、統計で現在使われる測定基準を区別する必要があります。
世界銀行は2025年6月、国際貧困線を1人1日3.00ドル(2021年の購買力平価による国際ドル)に更新しました。各国の物価の違いを調整した指標なので、その日の為替レートで日本円に換算した生活費とは異なります。
出典:世界銀行:June 2025 Update to Global Poverty Lines
割合と人数、目標と実績を分けて読む
1.2の「少なくとも半減」は、貧困にある人の割合についての目標です。1.3のsocial protection floorsは社会保障の基礎的な保護を指し、住宅の床や居住地の確保だけを指す言葉ではありません。
SDGsは2015年に採択されました。2020年以降の感染症流行による影響は、採択後の進捗を考える材料であり、SDGsが制定された直接の背景として扱うと時系列が逆になります。
英語で読むための基本語彙
| 英語 | この文脈での意味 |
|---|---|
| extreme poverty | 極度の貧困 |
| poverty line | 貧困線 |
| social protection | 社会保障 |
| resilience | 困難に対応し回復する力 |