意外と数が少ない、アルファベットの「Y」から始まる動物のひとりが、Yak、です。
今回はそんな貴重なYAKとは何かを、英語を交えて深堀していきます。
ヤクとは主に家畜化された長い毛を持つ、インド北西部(ヒマラヤ山脈など)に分布するウシ目の動物です。
1.ヤクの階級
まずはヤクの生物界においての階級を確認です。(階級について詳しく知りたい方はこちらへ)
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
綱 : 哺乳綱 Mammalia
目 : ウシ目 Artiodactyla
科 : ウシ科 Bovidae
属 : ウシ属 Bos
ヤクはウシ目ウシ科に属する偶蹄類(ぐうているい)です。偶蹄類とは親指が退化して、指数が「偶数」になっている草食動物の総称です。
2.ヤクの生態
ヤクがすごいのはその肺(lung)の大きさです。通常の牛に比べて、3倍の量の肺のキャパシティを有しています。この成長した肺を活用して、高度が高く、空気が薄い、厳しい環境に適応しています。その力強い進化のお陰でかつては100万頭以上の野生のヤクが生息していました。しかし、現在では1万頭まで数が減ってしまっています。
ヤクの減少の原因は主に、密猟(poaching)、生息地の減少(habitat loss)、そして異種交配(interbreeding)です。すべて人間が関係していますね。
どのぐらい大きいの?
- 体長:オス280-325cm、メス200-220cm
- 体重:オス800-1,000kg、メス325-360kg
ちなみに鳴き声はウシのように、「モー」ではなく低いうなり声を上げるようです。
Reference
What is a Yak: Fun Yak Facts: National Geographic Expeditions. (2020, January 13). Retrieved from https://www.nationalgeographic.com/expeditions/get-inspired/inside-look/what-is-a-yak-fun-yak-facts/
3.まとめ
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