統計学は statistics、平均は mean、中央値は median、分散は variance、標準偏差は standard deviation と言います。英語の用語と計算・解釈を一緒に確認しましょう。
mean・median・modeを同じデータで比べる
データが 2, 3, 3, 8 なら、mean は (2+3+3+8)÷4=4、median は中央の2値 (3+3)÷2=3、mode は最も多く出る3です。mode は「最大値」の8ではありません。
この4値全体の分散を求めるなら、平均との差の2乗の合計22を4で割って5.5です。標本から母分散を推定する不偏分散では、通常 n−1 で割るため22÷3になります。variance という語だけで分母を決めず、定義を確認します。
p-valueは「仮説が正しい確率」ではない
p=0.03 は「帰無仮説が正しい確率が3%」「結論が97%正しい」という意味ではありません。帰無仮説とモデルの仮定を置いた上で、観測した結果以上に極端な結果がどれほど起こりやすいかを表します。統計的有意性だけでは効果の大きさや実用上の重要性も分かりません。
| 英文 | 日本語訳・読み方 |
|---|---|
| The mean score was 72. | 平均点は72点でした。 |
| The median was lower than the mean. | 中央値は平均より低い値でした。 |
| The result was statistically significant at the 5% level. | 結果は5%水準で統計的に有意でした。効果が大きいという意味ではありません。 |
| Correlation does not establish causation. | 相関があっても、それだけで因果関係が証明されるわけではありません。 |
用語の確認:American Statistical Association:p値についての声明。例文は学習用に作成しています。
用語の確認:NIST:Binomial Distribution。例文は学習用に作成しています。
統計学を英語で学ぶとき、専門用語の理解が大きな壁になります。
mean や variance などの基本用語はもちろん、論文や授業で頻出する統計英語を知っておくと理解が一気に深まります。
この記事では、大学の統計学基礎で使われる重要英単語をまとめました。
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このページで確認できること: 統計学の英語は、論文やニュース、データ分析の英文でよく出ます。理系英単語、IT英語、IELTS語彙と合わせて確認しましょう。
基本統計用語
| 英語 | 日本語 | 超簡単解説 |
|---|---|---|
| statistics | 統計学 | データを分析する学問 |
| data | データ | 集めた数値や情報 |
| population | 母集団 | 全体の集団 |
| sample | 標本 | 母集団の一部 |
| parameter | 母数 | 母集団や確率分布の特徴を表す量 |
| statistic | 統計量 | 標本から計算した値 |
代表値(中心の指標)
| 英語 | 日本語 | 解説 |
|---|---|---|
| mean | 平均(ここでは算術平均) | 合計÷個数 |
| median | 中央値 | 小さい順に並べた中央の値。個数が偶数なら中央2値の平均 |
| mode | 最頻値 | 出現回数が最も多い値 |
ばらつきの指標
| 英語 | 日本語 | 解説 |
|---|---|---|
| variance | 分散 | ばらつきの大きさ |
| standard deviation | 標準偏差 | 分散の平方根 |
| range | 範囲 | 最大−最小 |
確率・分布
| 英語 | 日本語 | 解説 |
|---|---|---|
| probability | 確率 | 起こる可能性 |
| distribution | 分布 | データの広がり方 |
| normal distribution | 正規分布 | 釣鐘型の分布 |
| binomial distribution | 二項分布 | 成功確率が一定の独立した試行で、一定回数中の成功回数が従う分布 |
推測統計(Inferential Statistics)
| 英語 | 日本語 | 解説 |
|---|---|---|
| hypothesis | 仮説 | 検証する仮の主張 |
| null hypothesis | 帰無仮説 | 検定で基準として置く仮説。差がない、母平均が特定値である、など |
| alternative hypothesis | 対立仮説 | 帰無仮説に対して検討する別の仮説 |
| significance level | 有意水準 | 帰無仮説が正しいときに誤って棄却する確率の基準(α) |
| p-value | p値 | 帰無仮説とモデルの仮定の下で、観測結果以上に極端な結果が出る確率 |
回帰・相関分析
| 英語 | 日本語 | 解説 |
|---|---|---|
| correlation | 相関 | 変数どうしの関連。相関係数で方向や強さを表す |
| regression | 回帰 | 予測モデル |
| linear regression | 線形回帰 | 直線モデル |
| coefficient | 係数 | 回帰式の数値 |
| R-squared | 決定係数 | モデルの当てはまり |
学術英語でよく出る表現(論文・授業)
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| according to the data | データによると |
| the results indicate that | 結果は〜を示している |
| statistically significant | 統計的に有意 |
| in conclusion | 結論として |
| further research is needed | さらなる研究が必要 |
まとめ
統計学の英語用語は、授業・論文・英語試験など、幅広い範囲で重要な基礎知識です。まずは基本単語を押さえ、実際のデータ分析や論文読解に役立ててください。