先日ニュージーランド留学フェアに行ってきました。小学校から大学進学まで色々な学校が来ていました。参加者も小さい子供がいる家族から70歳の移住目的のおじいちゃんまで、幅広い年代に今ニュージーランドは熱い留学先になっています。
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1.ニュージーランド総合大学・大学院留学
ニュージーランドの大学は国立総合大学は全部でたったの8つ。ニュージーランド政府によると、これ以上大学の数を増やさない理由は大学の教育の質を保つためだそうです。日本では大学は現在何個存在しているのでしょうか?
学士課程(Bachelor’s degree)に入学するために全ての大学で入学準備コース(Foundation course)を設けているので、英語力が心配な方でも飛び込んでいける環境を整えてくれています。
ニュージーランドの大学は、主に2学期制です。新学期は、2月末にスタートします。2学期は7月からスタートし、11月中旬に終了するスケジュールになります。
入学して、すぐに専門的な科目を学ぶことが出来るプログラムになっているので、自分の分野に即した研究・分析に取り組むことが要求されます。
文系の人たちは主にディスカッションや問題解決能力を問われる課題を多く出されて、クラスみんなで解決する講義がよく行われます。理系は、フィールドワークやラボでの実習が主になります。どちらの分野にも課題やプレゼンの宿題があるので、一生懸命取り組みましょう。
生活費目安(年間):
- NZ$15,000 ~ NZ$20,000
2.Foundation Studies (大学入学準備コース)
入学条件:
- 高校課程の修了
- IELTS Band5.5以上、TOEFL iBT 70以上の英語力
予算の目安(年間):
- NZ$19,000 ~ NZ$23,000
ニュージーランド留学する多くの日本人留学生はまず、この大学準備コースから始めるケースが多いです。
大学入学準備コースとでは、大学進学に必要な科目の勉強、英語力の向上を目的としたカリキュラムが組まれています。このコースを修了できれば、やっと学士課程への入学条件をクリアし専門分野への勉強へと進むことが出来るのです。
英語力に自信がある人は、このコースは受けずに1年目から学士課程にチャレンジしましょう!ニュージーランドでは多くの学士課程が3年で修了できるので、時間を有効に使おう。
3.学士課程のコース
入学条件:学校や学部によって条件が異なるので、自分でチェックしよう
- 高校課程の修了
- IELTS Band6.0以上、TOEFL iBT 80点以上の英語力
予算の目安(年間):授業料
- NZ$24,000 ~ NZ$42,000
繰り返しになるが、ニュージーランドの学部課程は、3年間で学士号(Bachelor’s Degree)を取得することが出来ます。大学準備コースで、下準備してから計4年で卒業するのもいいし、直で入り3年間で一気に駆け抜けるのも面白い。
学部によっては3年から6年まで幅広く期間が異なる場合があるので、要チェック。
自分の学びたい分野、予算、期間全てを加味したうえで最適な留学手段を自分で選ぼう!
4.工科大学・ポリテクニック留学
入学条件:
- 日本の高校卒業または卒業見込み(平均評価3以上)
- IELTS Band5.5 ~ 6.0
- TOEFL iBT70 ~ 80
予算の目安(年間):授業料
- NZ$16,000~ NZ$22,000
工科大学・ポリテクニックでは、産業界との繋がりが強く、より専門的な分野を学ぶことが出来、就職にも有利なスキルを身に着けることが出来ます。様々な分野を各大学は提供しているので、専門知識や応用スキルを身に着け、実践したい人にはうってつけの学校です。
多くの学校が総合大学と提携を結んでいるので、職業訓練課程を修了後、学士課程に編入することも可能。
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