As if!は「ありえない」、Booyah!は「やった」、da bombは「最高」というくだけた表現です。90年代のアメリカ文化を振り返るときに取り上げられる表現と、その意味・返答の響きを確認できます。
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ここにある15表現がすべて1990年代に生まれたわけではありません。また、現在どれも使われなくなったという意味でもありません。例えばMerriam-Websterが記録するphatの初出は1963年です。成立年代、流行した印象、現在の個々の使い方を分けて読みましょう。
1. As if!
意味:そんなわけない・ありえない
使い方:相手の話をはねつける返答。見下した響きに注意。
He thinks I’d date him? As if!
彼は私が彼と付き合うと思っているの?ありえない!
2. Talk to the hand.
意味:もう聞きたくない・話しかけないで
使い方:相手を拒絶する、失礼になりやすい言い方。
Talk to the hand. I’m not listening.
もう聞かないよ。話しかけないで。
3. All that and a bag of chips
意味:すごく魅力的・最高だという誇張
使い方:称賛にも、自信過剰な人への皮肉にも使う。
He thinks he’s all that and a bag of chips.
彼は自分が最高にイケていると思っています。
4. Booyah!
意味:やった・決まった
使い方:達成・勝利を喜ぶ掛け声。
I aced the test! Booyah!
テストでいい成績を取った!やった!
5. Whatever!
意味:はいはい・どうでもいい
使い方:一語での返答は投げやりに聞こえ得る。
You’re just jealous. — Whatever!
嫉妬しているだけでしょ。― はいはい。
6. Not!
意味:今言ったことは逆だよ・うそだけどね
使い方:文末で直前の発言を皮肉として否定する。
That was really fun… not!
本当に楽しかったよ……うそだけどね!
7. Home skillet
意味:仲間・友だちへの遊び心のある呼びかけ
使い方:誰にでも通じる普通のfriendの代わりとは考えない。
Hey, home skillet! Long time no see.
よう、相棒!久しぶり。
8. Da bomb
意味:最高・すごくいい
使い方:the bombのくだけた表記。ここでは称賛。
This pizza is da bomb!
このピザ、最高!
9. Word.
意味:その通り・同感
使い方:短い同意の返答としての用法。
This place is chill. — Word.
ここは落ち着くね。― ほんと、それ。
10. Phat
意味:かっこいい・すごくいい
使い方:fatと同じ発音だが、ここでは称賛の語。
Those shoes are phat!
その靴、すごくかっこいい!
11. No duh!
意味:当たり前じゃん
使い方:相手に「そんなことも分からないの」と響き得る。
You need a ticket to get in. — No duh!
入るにはチケットが必要だよ。― そんなの当然でしょ!
12. Fly
意味:魅力的・おしゃれな
使い方:形容詞としての用法。飛ぶという動詞とは別。
He looks fly in that suit.
そのスーツ姿の彼はおしゃれです。
13. Buggin’
意味:取り乱している・過剰に反応している
使い方:buggingのくだけた表記。bug someoneとは語形が違う。
I was buggin’ over a small mistake.
私は小さなミスで大騒ぎしていました。
14. Crib
意味:家・自宅
使い方:このスラングの意味では住まいを指す。
Wanna come over to my crib?
うちに来ない?
15. Trippin’
意味:どうかしている・大げさに反応している
使い方:trippingのくだけた表記。人をたしなめると失礼になり得る。
You’re trippin’ if you think I’ll pay that much.
私がそんな大金を払うと思っているなら、おかしいよ。
聞き取りで確認したい語形と、普通の意味との違い
ace a testはテストで非常に良い成績を取ることを表しますが、必ず満点とは限りません。満点を伝えるならget a perfect scoreと言えます。またbuggingとtrippingの末尾をbuggin’・trippin’と書くのはくだけた発音を表した綴りです。
You’re buggin’.は相手が取り乱しているなどの意味ですが、You’re bugging me.なら「あなたが私をいらいらさせている」です。目的語meの有無で意味が変わります。cribも一般語では乳児用のベッドなどを指し、flyも通常の動詞なら飛ぶという意味になります。
返答の強さを抑えたいときの言い換え
| 表現・目的 | より直接的に意図を説明する言い方 |
|---|---|
| As if!で強く拒む代わりに | I don’t think that’s likely.(それはありそうにないと思います。) |
| Talk to the hand.で会話を遮る代わりに | Could we talk about this later?(この話は後にできますか。) |
| Whatever!で投げやりに返す代わりに | I see your point, but I disagree.(言いたいことは分かりますが、私は反対です。) |
| No duh!で相手を馬鹿にする代わりに | Yes, I already knew that.(はい、それは既に知っていました。) |
| Phat / da bombの称賛を普通の語で言うなら | That’s great!(それはすごいですね。) |
これらの言い換えも、表情・声の調子・前後の会話で印象が変わります。相手の話を拒絶する表現を、単に「ネイティブらしい相づち」として使わないようにしましょう。
用語の確認:Merriam-Webster:phatの意味と初出。例文は学習用に作成しています。
用語の確認:Merriam-Webster:bugの自動詞・他動詞。例文は学習用に作成しています。
用語の確認:Merriam-Webster:booyah。例文は学習用に作成しています。
用語の確認:Collins:aceの意味。例文は学習用に作成しています。
当時の呼び方の例:KETVによる1997年のスラング映像の再紹介では、home skilletも取り上げられています。