最後に子供にハグしたのはいつですか?
学校の先生の業務が多すぎて、 もう限界を超えているのがわかる。 今こそ家庭での教育の考え方を見直す時だと思う。勉強や習い事、厳しいしつけで子供達は疲労困ぱい。
最後に子供にハグしたのはいつですか?
一度のハグでも子供は愛情を感じられ、今後の成長の糧に出来るのです。
【非認知スキル】
やり抜く力、好奇心、自制心、楽観的な考え方、誠実さ、 これらの非認知スキルと呼ばれる気質は、読み書きや計算のような普段の勉強と同じようには教えることは出来ない。
非認知スキルは主に、子供たちの学校を中心とした家庭や普段の生活環境の産物。 肯定しあえる環境が大事!
はぐしてもらえる = 安心できる場所がある
子供たちの成長を助ける必要不可欠な要素です。
こんな状況だからこそ:【新型コロナと不登校】大人が子供たちの為に、今やるべきこと。
1.【内発的動機づけ】
「自律性」「有能感」「関係性」 この3つが揃った時、 初めて人は自分から行動する。
先生がやるべき事はこの3つを感じられる環境を作り上げる事。 外発的要因(報酬など)は一瞬だけのやる気を上げる事ができるが、継続しない。むしろその後に効率が悪くなる
【何故勉強のモチベーションを維持出来ないのか】
教育研究者のファリントンは下記のように言っています。
失敗は最も敏感になる瞬間。 「失敗は貴重なチャンス」と伝える事によって、挫折は強いモチベーターになります。 失敗した時にどうフォローしてあげるかが重要なのです。
1.「自律性」
生徒が自分の意思で選び、行動していると感じる事が出来て、管理、強制されていると感じさせない時に感じるものです。 これをできる環境がまさにアクティブラーニング。自分で考え、勉強する。 今の学校教育で出来るかな?
2.「有能感」
簡単すぎず、難しすぎない課題を解いていく事で感じる。 教師は生徒一人一人のあった丁度良い難易度のタスクを振り分ける必要があります。 勉強だけではなく、家庭内の家事などにも「有能感」を持たせる工夫が出来るはず。自己肯定感の向上にも繋がる
3.「関係性」
人から好感を持たれ、価値を認められ、尊重されていると感じること。 教師、親、全ての大人が一緒になって子供達との「関係性」を築く必要があります。 自己肯定感を伸ばす為にも、子供達が自分に価値があると理解できる環境づくりをしていきましょう
全ての教育者にこれを見て欲しい。 こんな教育者を目指す。 “We teach anyway.”
彼女が言った心に残った言葉。
Teaching is all about relationship. Students never learn from someone who they dont like. “we, teachers, teach anyway”.
どんな生徒でも、とにかく教える事。教えることを諦めずに、自己肯定感を上げる手助けをする!
2.結論
モチベーションを外的要因(報酬やご褒美)に頼るのはやめよう。
一時的なブーストにはなる。 しかし長期的に見ると、効率がかなり落ちる!報酬がないと動かなくなり、報酬の為だけにしか動けなくなるよ!
【解決策】
ワクワクを探そう。 それがモチベーションを引き上げ、長期的に持続させる
今後子供たちが見つけるべき【スキルとは】
それは技術では無く、「新しい物の見方である」 家庭や学校ではこの“スキル”が身につく環境を整えて、子供達を受け入れる事が大事 こうした環境づくりが、確実に子供達の脳のシナプスの形成を助けます。つまりは、今後の人生の為の素地を作る事が出来るのです
3.【自己肯定感】
Help Someone Out! Do one thing a week to help someone else without expecting anything in return.
誰かの為に何かをしてあげよう。
自分が誰かの力になれる事を理解しよう。どんな些細なことでもね。
Anyone can be someone!
自己肯定感が高い人の共通点 “They have the courage to be imperfect. ” (”出来ない”を受け入れる勇気を持っている。)「私なんて・・・」「いや、でも・・・」 会話がこのフレーズから始まる人を少しでも少なくしたい。
I will keep saying to such students you are someone until they notice that anyone can be someone.
【おすすめ本】
子供のモチベーションや初等教育の仕方について、統計データや論文を基に科学的に論じている本です。 教師のあるべき姿や、親の子供に対する接し方学べる一冊。 科学的根拠に基づいているので信頼できる本になっています。