英語で笑おう!アメリカで定番のジョーク&ダジャレまとめ

「英語でジョークを言ってみたいけど、何を話せばいいか分からない」――そんな方におすすめなのが、アメリカで広く親しまれているシンプルなジョークです。ブラックジョークや下品なものではなく、安心して使えるダジャレや言葉遊びを集めました。英語学習の合間にもぴったりです。

目次

1. Dad Joke(親父ギャグ、ダジャレ系)


英語の会話例:
“Why don’t skeletons fight each other?”
“Because they don’t have the guts.”

日本語訳(逐語的):
「なぜ骸骨たちは互いに戦わないの?」/「だって、彼らには“guts”(内臓・根性)がないからだよ。」

解説:
“guts” は「内臓(臓器)」という意味と「度胸・根性」という比喩的意味の両方を持っています。骸骨は当然“内臓”がないので文字どおり当てはまり、同時に「根性がない」というフレーズともかかっています。こうした二重意味(ダブルミーニング)がダジャレの典型です。ダジャレは軽く“うーん”とさせて笑わせるのが狙いで、攻撃性や下品さがないのが特徴です。

使いどころ/コツ:
日常会話で気軽に使えます。言い方は淡々と(無邪気に)言うと「親父ギャグ」らしさが出ます。英語学習者は“guts”の比喩的な意味を覚えておくと応用が効きます。

2. School / Work Joke(学校・職場向けのライトジョーク)


英語の会話例:
“Why was the math book sad?”
“Because it had too many problems.”

日本語訳(逐語的):
「なぜ数学の教科書は悲しかったの?」/「だって ‘problems’(問題)が多すぎたから。」

解説:
ここでの “problems” は算数・数学の「問題(exercises)」という意味と、日常で使う「悩み・困りごと(personal problems)」という意味の二重性を利用した語呂です。教科書が「悲しい」と擬人化されている点もユーモアの一部です。言葉の“意味のふたつ取り”でシンプルに笑いを取る典型的な英語の子どもジョークです。

使いどころ/コツ:
学校の場や学習コンテンツ、教室での軽い冗談にぴったりです。英語学習の文脈で「problems(問題)」の意味違いを説明する練習にも向いています。

3. Food Joke(食べ物系ジョーク/イディオムを使う例)


英語の会話例:
“Why did the student eat his homework?”
“Because the teacher said it was a piece of cake.”

日本語訳(逐語的):
「なぜ生徒は宿題を食べたの?」/「先生が ‘a piece of cake’(簡単だよ)って言ったから。」

解説:
“a piece of cake” は慣用句で「とても簡単だ」という意味です。生徒はこれを文字どおり「ケーキの一切れ」と受け取り、食べてしまった、という文字通りの誤解(字義どおりの解釈)を利用したユーモアです。イディオムが文字通り解釈されることで笑いが生じます。

使いどころ/コツ:
イディオムを学ぶときの教材ネタに最適。英語学習者には「慣用句は文字通り受け取らない」という文化的注意点を教える機会になります。イディオムの意味をしっかり説明するのがポイントです。

4. Light Animal Joke(動物系の短い文字遊び)


英語の会話例:
“What do you call a fish with no eyes?”
“Fsh.”

日本語訳(逐語的):
「目のない魚をなんて呼ぶ?」/「『fsh(アイ=i がない)』だよ。」

解説:
ここでの “eyes”(目)とアルファベットの “i(アイ)” をかけています。英語の “fish” から “i” を抜くと “fsh” になる、つまり “no i (no eye)” =「目がない」というダジャレです。英語のスペルを使った視覚的なギャグが中心で、大人も子どももウケます。

使いどころ/コツ:
子ども向け、文字や英語のつづりに親しませたい場で使えます。発音は普通の “fish” と同じように言うのが多いですが、冗談として “fsh” と文字を見せて笑わせます。英語綴りの遊びなので書いて見せると伝わりやすいです。

5. Everyday Pun(日常で使えるダジャレ)


英語の例:
“I’m reading a book about anti-gravity. It’s impossible to put down!”

日本語訳(逐語的):
「反重力についての本を読んでいるんだ。まったく ‘put down’(置けない/読み終えられない)よ!」

解説:
“put down” には(1)物を「置く」、(2)本を「読むのをやめる(手放す)」という意味(慣用)があり、“anti-gravity(反重力)” が文字どおり「置けない/下に置けない」状況を連想させるため、語義のズレを利用したダブルミーニングの典型です。科学っぽい語句+日常表現の組み合わせが効いています。

使いどころ/コツ:
面白い本や映画を勧めるときに使える自己主張ネタ。「とても魅力的でやめられない」という意味で使えます。語彙のダブルミーニングに注目すると英語の“しゃれ”が分かりやすくなります。

a group of people sitting around a table with drinks

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次