英語には「アメリカ英語」と「イギリス英語」があり、発音や表現だけでなく、スペル(つづり)にも違いがあります。同じ意味なのに、国によってつづりが変わるなんて驚きですよね。
ここでは、特によく使われる単語のスペルの違いをカテゴリ別に紹介します。
1. -or VS -our
アメリカ英語では「-or」で終わる単語が、イギリス英語では「-our」となるケースがよく見られます。
アメリカ英語 | イギリス英語 | 意味 |
---|---|---|
color | colour | 色 |
honor | honour | 名誉 |
labor | labour | 労働 |
favor | favour | 好意・好み |
2. -ize VS -ise
動詞の語尾が「-ize」になるものは、イギリスでは「-ise」と書かれることが多いです。
アメリカ英語 | イギリス英語 | 意味 |
---|---|---|
organize | organise | 整理する |
realize | realise | 気づく |
recognize | recognise | 認識する |
※イギリスでも一部では「-ize」も使われますが、新聞や学校教育では「-ise」が主流です。
3. -er VS -re
語尾が「-er」の単語は、イギリス英語では「-re」と綴られることがよくあります。
アメリカ英語 | イギリス英語 | 意味 |
---|---|---|
center | centre | 中心 |
meter | metre | メートル |
liter | litre | リットル |
※見た目の違いが大きいので、看板や商品パッケージでよく気づくポイントです。
4. その他のスペル違い
アメリカ英語 | イギリス英語 | 意味 |
---|---|---|
check | cheque | 小切手 |
plow | plough | 鋤(すき) |
mold | mould | カビ、型 |
program | programme | 番組、計画 |