サンゴって、イソギンチャクって動物?植物?そんな疑問を英語を交えて紹介します。
今回は Phylum Cnidaria (刺胞動物)について紹介します。
Cnidariaの中にはクラゲ、イソギンチャク、そしてサンゴも分類されます。一見動物には見えないサンゴやイソギンチャクもれっきとした、動物の一種なのです。
小さい動物達をまとめました:【英語で学ぶ動物】コビト/ピグミー動物を23匹一覧~pygmy~
1.Phylum Cnidaria: 基本的な特徴
- Radial symmetyーここで初めて動物に対象性 (symmety) の構造が出てきます。
- Polyp and Medusa form (Dimorphism) ーClassによってどの form かが変わってきます。二形性。
- Polymorphismーcommon in Class Hydrozoa and Anthozoa. 多型。
- Nematocyst and Cnidocytes ー 刺胞
- Sexual and Asexual reproduction ー 有性生殖、無性生殖
- 3 layers of body wall (Ectodermal epidermis, Mesoglea, Endodermal gastrodermis) ー 外皮、
間充ゲル 、 胃層。 - LocomotionーPolyp と Medusa で動き方が変わります。
2.Class:
Phylum Cidaria は5つの Class に分類されます。
動物の分類・階級について知りたい人はこちら:【英語で言える?】食肉目ネコ科ヒョウ属。生物の分類、階級は?
Class (綱)
- Staurozoa (十文字クラゲ):
- Cubozoa (箱虫):
- Scyphozoa (鉢虫): 基本的なクラゲ (jellyfish) はここに入ります。
- Hydrozoa (ヒドロ虫):
- Anthozoa (花虫): イソギンチャク (sea anemone)やサンゴ (coral) がここです。
これは Class Cubozoa に属すクラゲ。一口にクラゲと言っても、形や大きさで、様々な種類がいるのです。
今日はClass Anthozoa をもうちょっと詳しく紹介したいと思います。
3.Class Anthozoa
例は、サンゴやイソギンチャクです。
特徴としては、medusa form がありません。そして、イソギンチャクは solitary (一人で), サンゴは colonial (みんなで) で生きていきます。
サンゴはPolymorphism (多型) になります。
サンゴにおいて individual (一つ一つ) を Zooid (独立細胞)と表現します。
Zooids の集まりを colonies of individuals と表現されます。
Zooids にはそれぞれが役割を持っていて、みんなで協力してサンゴとして活動しています。
- Zooids=individuals
- Gastrozooids=feed: 食に関する機能を持ったサンゴ
- Gonozooids=reproduction: 生殖に関する機能を持ったサンゴ
- Dactylozooids=defend: 防衛機能の役割を持ったサンゴ
これらは全て、違う機能を持つ同じ individuals (個人)としてみなされます。なぜなら、Zooidsはすべて同じ遺伝情報を共有しているからです。クローンと同じ原理ですね。
サンゴを動物として認識してからみると、また見え方が変わってくるのではないのでしょうか?
サンゴ礁がなくなって行くのは寂しいですね。
Class Hydrozoa はラボの実験とかで使うので調べてみると面白いかもです。
今日はここまで!
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