「Yet」うまく訳せてますか?
中学3年生の現在完了で習う「Yet」
「もう」とか「まだ」で覚えているかもしれませんが、「Yet」にはその他にも訳し方が存在します。長文の中に出てくると特に訳し方に困る「Yet」を今回は解説していきます。
目次
副詞としての「Yet」
副詞として使われる「Yet」は多くの人が中学で習った現在完了の時に使う「Yet」の事です。
訳し方は二通り:
- まだ(否定文の時)
- もう(疑問文の時)
一つ目の「まだ」を使う時は「まだ~じゃない」という否定文の時に使われます。二つ目の「もう」は「もう~ですか?」という疑問文の時に使われます。
簡単ですね!
ここまでは中学生レベルです。問題はここから!
副詞としての「Yet」の3番目の意味は:
- ~にもかかわらず
yetの類義語には「in spite of」や「nevertheless」がありますね。
例文を見て見ましょう。
- I have studied English hard for many years and yet my English is still poor.
- 何年も英語を勉強してきた。それでもまだ英語が下手です。
「にもかかわらず」のyetは「and yet」の形で使われることが多くあります。「and yet」の形を見たら副詞としての「yet」、「~にもかかわらず」と訳せるように準備しておきましょう!
接続詞としての「Yet」
接続詞としての「Yet」はとても簡単です。「Yet」=「But」と覚えててください!
接続詞で使われる「Yet」の訳し方は:
- でも
類義語は「but」です。使い方も「but」と同じなので難しい事は気にせず、気楽に使ってみましょう。
ちなみにみなさんは「FAN BOYS」という語呂合わせを知っていますか?基本の接続詞を覚える時の語呂合わせです。
- F: For「~なので」
- A: And「そして」
- N: Nor「~でもない」
- B: But「でも」
- O: Or「~か」
- Y: Yet「でも」
- S: So「だから」
等位接続詞にはこんな覚え方もあるので頭の片隅にでも置いといてくださいね!
接続詞の詳しい種類について知りたい人は「【接続詞の種類】等位接続と従属接続詞一覧」をご覧ください!