言葉を学ぶのは ただ単語や文法を覚えるだけではなく、その背景にあるストーリーを知るのも楽しい時間ですよね。
今回は英語学習中のあなたに贈る、ちょっとした雑学や「なるほど!」が詰まった英語トリビアを集めました。
コーヒーを片手に、気軽に読んでみてください。
1. 英語で最も古い単語は “I”, “we”, “two”, “three”
言語学者たちの研究によると、英語の中で最も古くから使われている単語は “I(私)”, “we(私たち)”, “two(2)”, “three(3)” だと言われています。
これは、人類が最初に必要としたのが自分を表す言葉と基本的な数の概念だったことを示しているとも言えます。なんだか詩的ですね。
2. 曜日名は、北欧神話とローマ神話のミックスだった!
英語の曜日、例えば Monday や Friday。
実はこれ、ローマ神話の天体の名前と北欧神話の神様の名前が混ざってできています。
- Monday = Moon’s Day(“月”の日)
- Tuesday = Tiw’s Day(戦の神・ティウの日)
- Wednesday = Woden’s Day(北欧の神・オーディンの日)
- Thursday = Thor’s Day(雷神トールの日)
- Friday = Frigg’s Day(愛と家庭の女神・フリッグの日)
- Saturday = Saturn’s Day(農耕の神・サターンの日)
- Sunday = Sun’s Day(“太陽”の日)
神話好きの方にはたまらないトリビアかも。
3. 一番短い完全な英語の文は “Go.”
たった2文字の “Go.” は、英文法的に完璧な文なんです。
命令文なので、主語(You)が省略されていますが、
“(You) go.” として意味も構造も成立しています。
ちなみに他にも “Stop.” や “Run!” のような短い命令文は、日常会話や映画のセリフでもよく登場しますね。
4. “Queue” の4文字は沈黙している
“queue(列)” という単語、発音は キュー。
実は最初の “q” だけで音を作っていて、後の “ueue” はすべて発音されていません。
綴りの中に無音のアルファベットが4文字もあるという、ちょっと変わった単語です。
英語の綴りと発音のギャップを象徴するような存在ですね。
5. “Uncopyrightable” は、同じ文字を一度ずつしか使っていない最長の単語
意味は「著作権を取ることができない」。
この13文字の単語、実はどのアルファベットも1回しか使われていないんです!
英語にはこうした「パングラム的要素」のある単語がいくつか存在します。
6. “The quick brown fox jumps over the lazy dog” は全部のアルファベットを含む文
この文章はA〜Zまでの全26文字を1回ずつ含むように作られた例文。
パングラム(pangram)と呼ばれ、英語のタイピング練習やフォントチェックなどによく使われます。
実用的でちょっとユーモラスな一文です。