日本の自殺者数|2025年の確定値・年齢別統計と2018年資料の読み方

覚えた英単語は、無料テストで確認できます。
一覧を読むだけで終わらせず、英検・TOEIC・大学受験の語彙をその場で復習しましょう。
無料英単語テストを開く

2025年の日本の自殺者数は19,188人です。2026年9月12日に確認した最新の年次確定資料は、厚生労働省・警察庁の「令和7年中における自殺の状況」(2026年3月27日公表)です。この記事では現在の年次集計を先に示し、旧記事に掲載していた2018年の図表は過去資料として区別します。

悩みや不安について相談先を探している方は、厚生労働省の「まもろうよ こころ」の相談窓口から、電話・SNSなどの方法を選べます。

目次

1.2025年の自殺者数:総数と男女別

年総数男性女性
2024年20,320人13,801人6,519人
2025年19,188人13,176人6,012人
前年差1,132人減625人減507人減

出典:厚生労働省・警察庁:令和7年中における自殺の状況(図表1-1)

これは警察庁の自殺統計原票を基にした集計です。年の途中に公表される月次の暫定値や、別の仕組みで作られる人口動態統計とは区別してください。2026年の途中までの人数と、2025年の1年分をそのまま比較して増減を判断することもできません。

2.2025年の年齢別人数と、率との違い

年齢階級自殺者数(2025年)
19歳以下830
20~29歳2,412
30~39歳2,293
40~49歳2,968
50~59歳3,743
60~69歳2,406
70~79歳2,337
80歳以上2,160
不詳39
合計19,188

総数は前年より減っていますが、19歳以下は800人から830人に増えています。全体の動きと各年齢層の動きが一致するとは限りません。

人数の多さは、その集団の自殺死亡率の高さと同じではありません。人口当たりの率を比べるには、それぞれの集団の人口も必要です。上の人数表だけから、すべての年代で男性の率が高い、特定の年代が最も危険だ、と結論付けることはできません。

出典:出典:令和7年中における自殺の状況・年齢階級別人数

3.原因・動機の表を読むときの注意

自殺の背景は複合的で、一つの原因だけで説明できるものではありません。2025年の資料では、記録や家族等の証言から考え得る原因・動機を1人につき4つまで計上できます。このため、原因・動機の件数を足しても、自殺者の総数にはなりません。

後に掲載する2018年の資料では、遺書等の資料により推定できる原因・動機を3つまで計上する方式でした。時期の異なる表を比べる場合は、分類・把握方法・計上数の違いも確認する必要があります。

出典:2025年の原因・動機の計上方法:図表1-3の注記

出典:2018年の原因・動機の計上方法:第1章の注記

4.過去資料:2018年の総数と年齢別の図表

以下の図表は2018年(平成30年)の資料です。現在の人数を示す図ではありません。この年の総数は20,840人、男性14,290人、女性6,550人でした。

2018年の年齢別人数と2017年との比較です。10~19歳は567人から599人へ32人増えています。

次の図も2018年と2017年の総数・男女別等の比較です。図中の「少年」などは当時の資料の区分です。

出典:厚生労働省:平成30年中における自殺の概況

5.過去資料:2018年の原因・動機と勤務問題

2018年の原因・動機別の表では、健康問題が10,423人、勤務問題が2,018人です。いずれもその分類が記録された人数であり、その理由だけで亡くなったと断定する集計ではありません。

次の2018年の年齢別・原因動機別表には、複数の分類を足した合計21,170も載っています。これは重複計上を含み、年間の自殺者総数20,840人とは異なります。

勤務問題の行を読みやすく表にすると、次のとおりです。単位は人です。

年齢階級(2018年)男性女性合計
19歳以下28432
20~29歳33480414
30~39歳37451425
40~49歳47349522
50~59歳40056456
60~69歳12212134
70~79歳28129
80歳以上606
不詳000
合計1,7652532,018

出典:厚生労働省:平成30年・付録1「年齢階級別、原因・動機別自殺者数」(2ページ)

この表だけで、勤務問題の具体的な背景や男女差の原因までは分かりません。また、ここでの勤務問題の集計を、そのまま労災認定された件数として扱うことはできません。

6.最新資料の確認先と、関連記事

出典:厚生労働省:自殺の統計・各年の状況

統計を引用するときは、対象年、確定・暫定の別、出典、人数か率かを一緒に記しておくと、後から数値を確認できます。

以下は筆者の退職・転職に関する体験記事です。統計の原因を裏付ける研究や、専門的な相談窓口ではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次