実はこんな意味だった!身近なカタカナ語の意外な語源

日本語の中には、普段何気なく使っているカタカナ語がたくさんあります。
「シュシュ」「アルバイト」「ゲレンデ」など、すっかり日本語として定着している言葉も少なくありません。
でも、これらの言葉を外国語として見てみると 日本で使っている意味とは少し違うものがあります。
例えば「シュシュ」は、日本では髪をまとめるヘアアクセサリーですが、フランス語の chouchou には「お気に入り」「一番かわいがっている人」といった意味があります。フランス語では、髪飾りそのものを指す意味もあります。
この記事では、「元の言葉ではそんな意味だったの?」と思える身近なカタカナ語を紹介します。

chouchou(シュシュ)

日本語では、布でできた髪飾りを指します。
フランス語の chouchou は、お気に入りの人・特にかわいがられている人という意味で使われます。例えば、先生のお気に入りの生徒などを指すことがあります。
さらに、フランス語では日本語と同じように髪をまとめる布製のヘアゴムを chouchou と呼びます。
つまり「シュシュ」は、日本でもフランスでも髪飾りを指す一方、フランス語では「お気に入り」という意味も持つ言葉です。
「お気に入りのもの」という意味を知ると、いつものシュシュが少し可愛く見えてくるかもしれません。


Arbeit(アルバイト)

日本では「アルバイト」といえば、正社員ではない働き方/学生などがする仕事をイメージすることが多いでしょう。
しかし、ドイツ語の Arbeit は、「仕事」「労働」そのものの意味で使われます。


Karte(カルテ)

病院で使われる「カルテ」は、日本では患者の診療記録を意味します。
もともとのドイツ語 Karte は、カード・紙片・記入用のカードなどを表す言葉です。地図やトランプなどにも使われます。そのため、日本語の「カルテ」はドイツ語で「カード」を意味する言葉がもとになり、日本では診療記録を指す言葉として使われるようになりました。


Gelände(ゲレンデ)

スキーやスノーボードをする人なら、「ゲレンデ」と聞いて雪の積もったスキー場を思い浮かべるでしょう。
ドイツ語の Gelände は、土地・地面・区域・地形などを意味していて、自然の状態を持つ土地や 一定の範囲の土地などを表す言葉として説明されています。つまり、ドイツ語の Gelände は必ずしも「スキー場」という意味ではありません。


négligé(ネグリジェ)

日本語では、女性用のゆったりとした寝間着を指す「ネグリジェ」。この言葉はフランス語の négligé に由来します。フランス語の négligé は、もともと「気取らない」「無造作な」「だらしない」といったニュアンスを持つ言葉です。
実際、ドイツ語のDuden (ドイツ語正書法辞典)もフランス語の négligé を「ラフな服装」という意味から来た言葉として説明しています。
現在の日本語ではおしゃれな寝間着というイメージがありますが、語源をたどると「きちんと着飾っていない、無造作な服装」というところにつながっています。


pochette(ポシェット)

日本語では、肩から掛けたり手に持ったりする小さなバッグを「ポシェット」と呼びます。
フランス語の pochette は、もともと物を入れる小さな袋やケースを表す言葉です。紙や布の袋、平たいバッグ、ポケットチーフなどにも使われます。


palette(パレット)

絵を描く人にはおなじみの「パレット」。フランス語の palette には、もともと幅広く平たい板という意味があります。そこから、画家が絵の具を置いたり混ぜたりする板を palette と呼ぶようになりました。
さらにフランス語では、画家が使う色の組み合わせを「palette」と表現することもあります。そのため、a color paletteというと「色の組み合わせ」「色彩」という意味になります。
日本語では「絵の具を混ぜる道具」というイメージが強いですが、フランス語ではそこからさらに「使われる色の組み合わせ」まで意味が広がっています。


objet(オブジェ)

日本語では、美術館やインテリアショップなどで「芸術作品や置物」のような意味で使われる「オブジェ」。
フランス語の objet は、もっと一般的に「物」「対象」という意味を持つ言葉です。つまり、フランス語では必ずしも芸術作品やおしゃれな置物だけを指すわけではありません。日本語では、少し特別な雰囲気を持つ言葉として定着しているところが面白いポイントです。


déjà-vu(デジャヴ)

初めて来た場所なのに以前も来た気がする、そんなときに使う「デジャヴ」という言葉もフランス語由来です。
déjà は「すでに」、vu は「見た」という意味で、文字通りに考えると「すでに見た」という言葉です。日本語でも「デジャヴ=既視感」という意味でほぼそのまま使われています。
カタカナで覚えていると少し不思議な言葉ですが、意味を分解すると意外と分かりやすい言葉です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次