英語は分かるようになってきたけど、長文の時間が足りない!
そんな経験ありませんか?
今回は英語の長文を速く正確に読むコツを5つお教えします!
まずは全体把握
映画を見る前に、予告を見てると内容を掴みやすくなりますよね!
英語の長文に英語がのように予告がありません。しかし、最初から長文に全力で取り組むのではなく、まずは全体把握に時間を使いましょう。
それでは全体像を把握するための手順をお教えします。
- トピックセンテンスを読む。
- 太文字を見つける。
- 箇条書きの箇所を読む。
- 結論を読む。
まずはこの4つを試してください。
トピックセンテンスが何か分からない人は【トピックセンテンス】英語で作文・パラグラフの書き方で説明しているので参考にしてください。
もうひとつ大事な事は、環境、文化、歴史の前提知識を身に着けておくことです。英語の試験において、環境や生物、言葉や文化などのお題を頻出です。
これらの知識を予め持っていると映画の予告と同じ働きをしてくれます。本サイトではこのような理系の英単語の一覧を数多く作成しています。ぜひ参考にして下さい。【理系英語一覧】生物、化学、動物、植物学に使われる英単語
ゴールを決めよう
全体像を把握出来たら次のステップです。
長文から何を学びたいのかを定めましょう。
読む目的があるかどうかで理解度をだいぶ変わります。多くの人が興味が無いと言って、英語の長文を読むのを止めてしまいます。
どんなに興味のない分野でも必ず読む目的を作りましょう。何でも構いません。内容じゃなくてもいいのです。
例えば:
- どんな英単語が使われているのかな?
- 文章の構成はどうなっているの?
- 知ってる文法はあるかな?
- 自分の知ってる知識はでてくるかな?
なんでも大丈夫です。とにかく好奇心を持って長文に挑みましょう。
目的を長文の隙間に箇条書きで書いても良いかもしれませんね。
自分の目的が定まったら、次は書き手の意図を考えて見ましょう。
- 書き手は何を意図して長文を書いたのか?
- 歴史を伝えたいの?
- うんちくを言いたいの?
- 文化?環境も問題を訴えたいの?
これが分かれば、長文を読むときに緩急を付けれるようになります。筆者の意図に関係がある所と、関係が無い所で集中力を振り分ければいいのです。
理系の長文を読むときにはこの緩急のつけ方が肝になります。練習で慣れておきましょう。
心を落ち着かせよう
集中は基本ですよね。
長文読むときに意識が離れていると、読んだそばから内容を忘れてしまいます。しっかり読んでる内容に意識を集中させましょう。
多くの人が無意識に文章を読んでしまいます。いくら集中してたとしてもです。まずは、自分が文章を読むときには、無意識に意識が飛んでしまう事を覚えておきましょう。
そして、意識が飛んでることに気が付いたらすぐに文章に集中を集めましょう。
これを理解してればしてるほど、無意識に読んでる時間を少なくすることが出来ます。
無駄な時間を減らして、集中して英語を読める練習をしましょう。
一語一句読もうとしない
長文読解のスピードを上げるうえで一番大事なことは、全ての単語を読もうとしないことです。
文字の大きさによりますが、通常は一度に3~5単語を一度に見ることが出来ます。
1単語ずつ目で追うのではななく、この3~5単語ほどの塊を目で追うようにしてみましょう。
ペンや指で文章をなぞるのも効果ありです!
みんながよくやってしまいがちなのは、黙読や小声で音読しちゃうやつです。
これをすることによって、読むスピードは格段に落ちてしまいます。
黙読はやめましょう。長文は目で追って理解するようにするとスピードを上げることが出来ますよ。
メモを取ろう
さーここからは少し高度なテクニックです。
パラグラフごとに読み終わったら要約してみましょう。
読んだ内容を忘れない人はこのステップは必要ありません。
でも、多くの人は読んだ内容を最後まで覚えていられません。そんな時は段落ごとにメインポイントを一言二言でもいいので、メモっておきましょう。
後で問題を解くときに自分が内容が分かるようなメモで構いません。読みながら、これをしてくださいね。
そして最後に読み終わったら全ての内容を踏まえた要約をしてみましょう。
- 筆者の意図は?
- 内容はなに?
- いつの話?
- 誰に向けての話?
以上の事を踏まえて実際に長文にチャレンジしてみて下さい!