「驚く」は英語で surprise と覚えている人も多いですが、英語には「びっくりする」「感心するほど驚く」「ショックを受ける」「呆然とする」「ドキッとする」など、驚き方によってさまざまな表現があります。
今回は、「驚く」を表す英単語やフレーズを、驚きの強さやニュアンスが分かるようにまとめました。
「驚く」を表す英単語
| 英語 | 日本語 | ニュアンス |
|---|---|---|
| surprised | 驚いた | 最も一般的な「驚いた」 |
| amazed | 驚嘆した・とても驚いた | 驚き+感心・感動 |
| astonished | 非常に驚いた・驚愕した | 強い驚き・ややフォーマル |
| astounded | 仰天した | 非常に強い驚き |
| shocked | ショックを受けた | 悪い知らせなどによる衝撃 |
| stunned | 呆然とした・言葉を失った | 驚きやショックで一瞬何もできない |
| startled | びくっとした・驚いた | 突然の音や出来事に反応する |
| taken aback | 面食らった・不意を突かれた | 予想外のことに驚く |
| dumbfounded | あっけにとられた | 驚きで言葉が出ない |
| speechless | 言葉を失った | 驚きなどで何も言えない |
| dumbstruck | 呆然として言葉を失った | 非常に強い驚き |
| flabbergasted | びっくり仰天した | 強い驚きを表すくだけた表現 |
| thunderstruck | 雷に打たれたように驚いた | 強烈な驚き・ショック |
| gobsmacked | びっくり仰天した | イギリス英語・かなり口語的 |
amazed / astonished / astounded / stunned などは、非常に強い驚きを表す語として使われます。一方、startled は突然の刺激による「ドキッ」に近い表現です。
「驚く」の強さを比較
★が多いほど、強い驚きを表すイメージです。
| 強さ | 表現 |
|---|---|
| ★☆☆☆☆ | surprised |
| ★★☆☆☆ | startled |
| ★★★☆☆ | amazed |
| ★★★☆☆ | taken aback |
| ★★★★☆ | astonished |
| ★★★★☆ | shocked |
| ★★★★★ | astounded |
| ★★★★★ | stunned |
| ★★★★★ | dumbfounded / dumbstruck |
| ★★★★★ | flabbergasted |
ただし、これは単純な「驚きの強さ」だけのランキングではありません。
たとえば startled は驚き自体は強くなくても、「突然の物音にびくっとした」という特徴があります。一方 shocked は、単なる意外さよりも「精神的な衝撃」を含むことがあります。
日常会話でよく使う「驚いた」のフレーズ
surprised(最も基本的な表現の驚き)
例:I was surprised to hear the news.
(その知らせを聞いて驚きました。)
amazed(単なる驚きだけでなく、“ すごい!”という感心や感動を含む驚き。)
例:I was amazed by her talent.
(彼女の才能に驚きました。)
shocked(ショックを受けた。悪いニュースや予想外の出来事など、精神的な衝撃を受けたとき)
例:I was shocked by the news.
(その知らせにショックを受けました。)
stunned(呆然とした。あまりに驚いたりショックを受けたりして、一瞬言葉が出ないようなイメージ)
例:I was stunned by the announcement.
(その発表に呆然としました。)
startled(突然の音や動きなど、 ドキッ としたとき)
例:I was startled by the loud noise.
(大きな音にびくっとしました。)
驚いたときに使える一言フレーズ
英会話では、文章を作らずに一言でリアクションすることもよくあります。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| Wow! | わあ!/すごい! |
| Really? | 本当に? |
| No way! | まさか!/うそ! |
| Are you serious? | 本気?/本当なの? |
| You’re kidding! | 冗談でしょ! |
| What!? | えっ!? |
| That’s amazing! | すごい! |
| Incredible! | 信じられない! |
| I can’t believe it! | 信じられない! |
| What a surprise! | びっくりした! |
Wow!, No way!, Gosh! などは、驚きやショックを表す短いリアクションとして使われます。
「驚きで言葉が出ない」ときの表現
強い驚きを表したいときは、「驚いた」と直接言わずに、言葉が出ない状態を表すこともできます。
- I’m speechless.
(言葉が出ません。) - I was completely dumbfounded.
(完全にあっけにとられました。) - I was dumbstruck.
(驚きで言葉を失いました。) - I’m at a loss for words.
(言葉が見つかりません。)
「予想外で驚いた」ときの表現
- I wasn’t expecting that.
(そんなことになるとは思いませんでした。) - That took me by surprise.
(それには不意を突かれました。) - It caught me off guard.
(不意を突かれました。) - I was taken aback.
(面食らいました。)
特に catch someone off guard は、準備していないときに突然何かが起きて驚く、という意味で便利な表現です。
「驚く」と「驚かせる」に注意
英語の surprise は「驚く」という意味で覚えがちですが、動詞として使うと基本的には「人を驚かせる」という意味になります。
つまり、surprise + 人→ 「人を驚かせる」という形です。
❏「驚かせる」——— surprise
The news surprised me.
(その知らせに私は驚きました。)
☞直訳すると、「その知らせが私を驚かせた」となります。文法的には、 The news(驚かせたもの)+surprised+me(驚いた人)
❏「驚いた」——— be surprised
I was surprised by the news.
(私はその知らせに驚きました。)
☞「自分が驚いた」と言いたい場合は、be surprised を使います。文法的には、 I(驚いた人)+was surprised(驚いた)+by the news(驚きの原因)
surprise が「驚かせる」という動作を表すのに対して、be surprised は「驚いた状態」を表す、と考えると分かりやすいでしょう。
3つの形を覚えておくと便利
| 英語 | 日本語 | ポイント |
|---|---|---|
| The news surprised me. | その知らせに私は驚きました | 「知らせ」が私を驚かせた |
| I was surprised by the news. | 私はその知らせに驚きました | 「私」が驚いた |
| The news was surprising. | その知らせは驚くべきものでした | 「知らせ」が驚きを引き起こす性質を 持つ |
「人の感情」を表すときは -ed、
「人にその感情を起こさせるもの」を表すときは -ing
この考え方は、excited / exciting、 interested / interesting などにも共通します。
~チェックポイント~
・surprise → 驚かせる
・be surprised → 驚く
・surprising → 驚くような・意外な
・surprised → 驚いているセットで覚えておくと、「驚く」と「驚かせる」の混同を防ぎやすくなります。