~Craigslist 利用時の注意点~
アメリカでルームメイト探しをするとき、よく使われるのが “Craigslist(クレイグズリスト)” というサイトです。
仕事や住まい、売買品のリストまで幅広く掲載されているこのサイトは、便利ですが、トラブルにも注意が必要です。今回は筆者がアメリカ留学中に経験した、ちょっとしたトラブルと安全に利用するための対策をご紹介します。
実体験:ルームメイト探しのトラブル
留学中、筆者もCraigslistを使ってアパート探しをしました。
住んでいるアパートは2ベッドルームで、既存のルームメイトが引っ越すため、新しい女性ルームメイトを募集しているという投稿を発見。投稿者は自分と同じ女性で、大学で専攻していることや趣味なども細かく書かれていて、とてもまじめそうな印象を受けました。
コンタクトを取って、実際に彼女のアパートを見学することを目的に会ってみることに。
しかし、当日会いに行ったら、そこにいたのはまさかの男性でした。話を聞くと、彼は女性ルームメイトを募集したくて自分が女性であると偽っていたのです。予想外の状況に驚いたものの、ネット上でのルームメイト探しのリスクを学ぶ良い教訓となりました。ちなみに、大きなトラブルや犯罪に巻き込まれることなく、無事に帰ることができました。
ルームメイト探しの際の対策ポイント
Craigslistや他のネットサービスでルームメイトを探す際は、以下のポイントに注意しましょう。
- オンラインプロフィールだけで決めない
プロフィールや投稿内容がいくら詳細でも、実際に会うまで安心できません。信頼できるかどうかは、会ってみてから判断しましょう。 - 事前にビデオ通話で会話する
メールやメッセージだけでなく、ビデオ通話を通して顔を合わせるのも1つの手段です。直接会う前に相手の雰囲気を感じることで、不審な点に気づけるかもしれません。 - 面会は公共の場で
初めて会うときは、なるべく公共の場所で待ち合わせをしましょう。人が多いカフェや図書館など、リスクを抑える場所を選ぶと安心です。 - ひとりで会いに行かない
可能であれば、信頼できる人に同行してもらいましょう。特にネットでの出会いは予期せぬトラブルのリスクもあるため、知り合いと一緒に行動することで安全性が高まります。
ネットを使ったルームメイト探しは、便利で選択肢も多いですが、リスクも伴います。しっかり対策をとり、安全に新生活のパートナーを見つけましょう。